ハル・ベリー Photo: スプラッシュ／アフロ、ニュースコム
日本時間の27日朝に幕を開けた第89回アカデミー賞授賞式。ハリウッド最大の式典だけにゲストに配られるお土産バッグの質もトップクラスで、今年は、なんと総額が約1,100！
フロントロウ編集部では、今年のアカデミー賞で配られたお土産バッグの中身を入手。その内容をご紹介します。
総額1,100万円の「スワッグ・バッグ」
アメリカの授賞式では「スワッグ・バッグ（Swag Bag）」と呼ばれるお土産バッグが配られるのが慣例となっており、授賞式の規模によって総額はまちまち。先日催された音楽界最大の式典グラミー賞の総額は、約330万円だった。
そんななか毎年アカデミー賞はもっとも豪華なお土産を配るイベントのひとつとして知られており、89回目の式典となった今年は、総額がなんと約1,100万円。
中身には、約1万円のセルライト・マッサージ・マット、3万円の電子タバコ、11万円のブローチなどの小ぶりなものから、約100万円のスパリトリートや440万円の農園旅行などの高額アイテムまでがズラリ。ほかにも、化粧品、チョコレート、ダイエットピル、睡眠サポート枕など大小さまざまなアイテムが入っている。
さらにエマ・ストーンやライアン・ゴズリングなどノミネートされた人たちには、これの他に、有名トレーナーによるパーソナルトレーニングの権利などさらなる得点がついてくるという。
え？じつは受け取り拒否する人多数！
総額1,100万円のお土産がタダなんて羨ましい限りだけれど、じつは授賞式のお土産バッグ、受け取りを拒否する人が少なくない。
その理由は、高額の税金を支払いたくないから。
1,100万円相当の得点は無料でもらえるものの、それを受け取ったことによって発生する税金は自分持ち。収入によって税率はまちまちだが、例えば税率30％前後の人ならば今年はお土産バッグを貰うことで300万円前後の税金が発生する。つまり、300万円を払ってでもお得だと思うならば貰っていってください、ということ。
さすがハリウッド。無料で貰えるものの額もスゴいけれど、それを貰うための条件も桁違い。
