大手検索サイトのGoogleが、2016年に「最も検索された映画」を発表。
お休みを家でまったりと過ごす予定という人は、このリストを参考に今年話題の映画を観てみては? 裏話などとともに、トップ10をご紹介します。
10位
『ハクソー・リッジ』
俳優のメル・ギブソンが監督を務める戦争映画が、全米での公開から約1ヵ月しか経っていないにもかかわらず10位にランクイン。批評家や観客からも反応が良く、ヴェネツィア国際映画祭での上映時には、スタンディングオベーションが10分間も続いたという。第二次世界大戦での沖縄戦を描く作品だが、日本公開は未定となっている。
9位
『死霊館 エンフィールド事件』
DVD&ブルーレイ発売中。大ヒットホラー映画の続編『死霊館 エンフィールド事件』は、前作を上回る約320億の興行収入をあげる大ヒットに。1970年代のイギリスで実際に起こった「史上最長のポルターガイスト」と呼ばれる事件をもとにしており、こちらの特別映像では実際の音声や映像を見られるので、我こそはというホラーファンはご確認を。
8位
『ズートピア』
ブルーレイ、DVD、デジタルコピーがセットになったMovieNex発売中。©Zootopia『ズートピアは』動物たちが暮らす楽園を舞台に、人種差別などの社会問題を描くディズニー映画。ノミネート発表前にもかかわらず、アカデミー賞の長編アニメ賞を獲得するのではないかという声が批評家たちから上がっている。大人から子供まで楽しめる本作の全世界での興行収入は、まさかの1,000億円超えを果たした。
7位
『ファインディング・ドリー』
ブルーレイ、DVD、デジタルコピーがセットになったMovieNex発売中。©Finding Dory人気映画『ファインディング・ニモ』の続編である本作は、公開最初の週末で約142億円を稼ぎ、アニメ映画史上歴代1位のオープニング興行収入となった。こちらも『ズートピア』同様、最終的な興行収入は1,000億円を超えており、ディズニー映画の人気ぶりがうかがえる。
6位
『ドクター・ストレンジ』
英BBCのドラマ『シャーロック』でブレイクし、日本でも多くのファンをもつベネディクト・カンバーバッチがアクションに挑戦したマーベル映画『ドクター・ストレンジ』。映像美に高い評価が集まっており、既に見た映画ファンからは「3Dで見た方が良い」という声多し。日本では来年1月27日より全国ロードショーとなる。
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1位はあのヒーロー映画!
5位
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
DVD&ブルーレイ発売中。©Batman v Superman批評家からはあまりいい評価を得られなかったものの、DCコミックスの2大ヒーローである「バットマンとスーパーマンが対決する」という驚きの内容で注目を集めた本作が5位に登場。バットマン役を務めたベン・アフレックは、今年の「最もコスパがいい俳優」ランキングで7位にランクインした。
4位
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ブルーレイ、DVD、デジタルコピーがセットになったMovieNex発売中。こちらも、マーベルの人気ヒーローであるキャプテン・アメリカとアイアンマンが対決する、という衝撃の内容が話題になった。さらに来年8月に日本公開予定の映画『スパイダーマン:ホームカミング』に登場する新スパイダーマンが劇中で初お披露目されるとあって、アメコミファンの注目の的に。
3位
『レヴェナント:蘇りし者』
DVD&ブルーレイ発売中。人気俳優のレオナルド・ディカプリオは、この作品で念願のアカデミー賞を初受賞。そんな作品を使って、レオナルドは共演者トム・ハーディーと一緒に「トムが助演男優賞にノミネートされるかどうか」の賭けをしていたそうで、結果は、しない方に賭けたトムの負け。罰ゲームとしてトムは、「レオは何でも知っている」というタトゥーを入れなければならないそう。
2位
『スーサイド・スクワッド』
DVD&ブルーレイ発売中。主人公が全員悪人という一風変わった本作は、なんといってもマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインの可愛すぎるビジュアルが注目の的に。今年の「最も人気だったハロウィン・コスチューム」の1位と2位をハーレイとその恋人ジョーカーが獲得しており、すでにハーレイのスピンオフ映画『ゴッサム・シティ・サイレンズ』の製作も決定している。
1位
『デッドプール』
DVD&ブルーレイ発売中。R指定を受けた過激な内容にもかかわらず、世界中で大ヒットとなった『デッドプール』。プロデューサー兼主演を務めたライアン・レイノルズは、この作品を映画化するために実に11年の歳月をかけており、ライアンにとってはかなり思い入れのある作品。続編製作も決定したほか、ゴールデングローブ賞の作品賞にもノミネートされている。
ライアン(左)がSNSに投稿した画像。ライアンは、日本語でもたびたび『デッドプール』の宣伝を行っていた。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Instagram、Facebook