俳優のトム・クルーズが主演映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のPRのために来日。本作で全世界200億円を超えるヒット作となったアクション映画『アウトロー』の主人公を再演するトムが、都内で記者会見をおこなった。

映画『ラストサムライ』に続き再びタッグを組んだエドワード・ズウィック監督と一緒に来日。
通算22回目の来日
通算22回目の来日となるトムは変わらない日本愛を語り、「東京の街の明かりが綺麗で(空港から夜に)車で走ってくるのがとても良かった」とコメント。
さらに日本の侍を題材にした映画『ラスト・サムライ』を振り返り、「世界中を旅しているけど、いつも『ラスト・サムライ』のものにサインを頼まれるんだ。それだけ世界中の人に観てもらってるということだよね。私にとって『ラスト・サムライ』はかけがえのない経験だ」と語った。

『ラストサムライ』で共演した池松壮亮がゲストとして登場すると大喜び。
トムが思う成功のヒケツとは?
共演者に求める条件のひとつについて「勤勉家であること」と即答したトムは、自身の映画魂についてこう熱く語った。
「僕は1週間のうち7日働いている。バケーションなんてもう何年も取っていない。だから女性だろうと男性だろうと、僕と同じくらい映画作りに情熱を持った人と仕事がしたいと思っているよ。僕にとって映画作りは仕事じゃないんだ。情熱を持っている人にとって仕事は仕事じゃない」

通訳女性のためにイスを引いてエスコートしようとするなど、相変わらずの気遣い。
日本には深夜に到着
来日のたびに空港で30分以上もファンサービスをすることで知られるトムだが、今回は昨日(11月7日)深夜の到着とあり、長時間のファンサービスはなし。
ただ今回もファンと触れ合う時間をきっちり取っており、明日11月9日に都内で催されるジャパンプレミアでファンとの対面が待っている。
映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国ロードショー。配給:東和ピクチャーズ
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Sonia Kim, 2015 Paramount Pictures