映画『ワイルド・スピード』シリーズの俳優ドウェイン・ジョンソンが、People誌が選ぶ2016年版「最もセクシーな男性」に選ばれた。
これは毎年People誌が発表しているもので、白人以外の男性が「最もセクシーな男性」に選ばれるのは、1996年に俳優のデンゼル・ワシントンが受賞して以来のこと。
ドウェインはこの冠に輝いた時の様子を、「『最高だ』って言ったよ。どれだけクールでワクワクすることかと思った」と、People誌でコメントしている。
また自身のツイッターに、「朝4時に起きて、ハードなトレーニングをして、子供たちの世話をし続けている…セクシーにな。People誌とファンのみんなに感謝しているよ。愛に感謝! #最もセクシーな男性」と語っているほか、インスタグラムではセクシーさの秘訣をこう語っている。
「覚えておいてほしいのは、セクシーというのは『なろうとしてなる』ものじゃないってことだ。セクシーさというのはありのままの自分に満足しているときに、自然に出るものだから。
信じてくれ、俺はこの道のエキスパートだ。(それに、俺は8歳のときに『セクシーで上手なキスをする男になる方法』のガイドを読んでいたしな)」
しかし、今回ドウェインが「最もセクシーな男性」に選ばれたことについて、SNSでは賛否両論が。
セレブの反応は?
ザック・エフロン(映画『ベイウォッチ』でドウェインと共演した俳優)
「君の人柄はこの上なく魅力的だ。素晴らしい筋肉の下には、思いやりの心がある。『最もセクシーな男性』におめでとうを言うよ。愛しているよ、親友!」とべた褒め。
サラ・ミシェル・ゲラー(映画『サウスランド・テイルズ』でドウェインと共演した女優)
「私の友人、ドウェイン・ジョンソンがPeople誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたことをお祝いするわ。その優しさやユーモア、そしてダンスの腕前はあなたを唯一無二の存在にしているわ」
「毎日誰かに、あなたは「最もセクシーな男性」だって言ってるわけじゃないけれど、私がドウェイン・ジョンソンにそう言うときは、いつも本気で言っているわ」
このほか、映画『カリフォルニア・ダウン』でドウェインと共演したコルトン・ヘインズなどからも祝福のコメントが届いている。
一般人からは厳しいコメントも
一般の人たちからも、「本当にセクシーだから当然よ」「ついに選ばれたのね!」「内面も外見も美しいわ」といった彼の選出を喜ぶコメントが数多く投稿されているものの、中には厳しい意見も。
「『最もセクシーな男性』がドウェイン・ジョンソンって、本気なの?ザ・ロック(ドウェインの愛称)ね…まあ別にいいけど」
「どうやって彼が選ばれたのかしら?そんなに男の人って不足していたっけ?誰が投票してるの?」
「まさか!本当に?彼は良い人そうだけれど…もっともセクシーな男性かな?そうは思えないわ…」
「マジで?彼って日焼けした卵みたいじゃん」
これまでの「最もセクシーな男性」とはちょっとタイプが違うので、戸惑う人も出てきているよう。では、これまでに選ばれた人たちはどんなメンバーなのか?
People誌「最もセクシーな男性」
最近10年間に、「最もセクシーな男性」に選ばれた男性がこちら。
白人のイケメンを中心に選ばれてきたこのリストに今回、ドウェインが追加された。
一部ではこの選出に批判が出ているものの、人種の多様性を認めようという動きが高まる近年、これまでとは違ったタイプであり、サモア系と黒人のハーフであるドウェインが選ばれたというのはとても喜ばしいことだ。
ドウェインは今年の「世界で最も稼ぐ俳優」の1位にも輝いており、それに続いて「最もセクシーな男性」の称号を獲得。さらに11月14日からは、声優を務めたディズニー映画「モアナと伝説の海」が全米で公開と、今年はドウェインの活躍が目立っている。