海外で人気の出会い系アプリ「ティンダー(Tinder)」が、多様化するセクシャリティに対応する選択を開始した。
現地時間11月15日にティンダーが、プロフィール欄の表示される性別に「男性・女性」以外の項目を追加したことを発表。
新サービスでは、トランスジェンダーや、トランスウーマン、トランスマンなど、37種類もの新たな性のタイプが選択できる。
ティンダーがこのようなサービスを始めたのは、すべての人に居心地のいい出会いの場を提供するため。
男女の選択しかなかったこれまでは、例えばトランスジェンダーの利用者が他人とマッチ後にそれをカミングアウトして嫌がらせを受けるなどの被害が報告されていた。
この発表とともに公開された動画には、トランスジェンダーの人々がティンダー上で受けた嫌なことや、今後のティンダーに期待する声が集められた。
「21世紀を代表する出会い系アプリ」であるティンダー。古い考え方に縛られず時代の声をしっかり聞いているティンダーは、その名に恥じない進化を続けている。