映画『最終絶叫計画』シリーズなどで知らえるコメディ俳優のマーロン・ウェイアンズが、息子がトランスジェンダーであることを公表。次のコメディショーでは、親としての移行をテーマにしていきたいという。(フロントロウ編集部)

マーロン・ウェイアンズ、「ジェンダー代名詞についてはまだ勉強中なんです」

 ラジオ番組『ザ・ブレックファースト・クラブ』に出演したマーロン・ウェイアンズが、生まれた時に割り当てられた性別が女児だった第1子がトランスジェンダー男性として生きていることを公表。

 現在はカイと名乗っているという20代の息子のジェンダー移行について、「自分にとってすごく痛みの伴う出来事だった」と正直に明かしたマーロンは、次のコメディショーでは、「移行をテーマにしたい。子どもの移行ではなく、無知と否定から無条件の愛と受容に至るまでの、自分の親としての移行を」とコメント。

 「こういうメッセージを必要としている親が世間にもたくさんいると思うんです。自分だって、今もがんばって向き合っているところですから」と語ったマーロン。

 カイは“they”というジェンダー代名詞を使っているようだが、マーロンは生放送中にカイを何度か別の代名詞で呼んでは言い直すというシーンを続け、最終的には「ジェンダー代名詞についてはまだ勉強中なんです」と正直に告白。

 「子どもは私が努力していることが嬉しいみたい」だと語ると、「子どもたちの願いを尊重してやらなくてはいけないですからね。親として、子どもには自由に生きてもらいたい。自由に自分らしくいられる人間は人生において主導権を握ることができる。自分の真実を尊重するほど幸せになれる。家庭でそれを与えてやれない親が、どうやって自信をもって子どもを社会に送り出せるというのでしょう」と付け加えた。

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