これまで相手のことを「男性として」や「女性として」見たことはないというマイリーは、小学校5年生か6年生のころに、自分がどちらのことも好きであることに気付いたそう。
初めて付き合った相手も女の子で、そんなマイリーを両親はすぐには受け入れられなかったものの、「私は両親が理解してくれなかったときも、いつかは分かってくれる日が来るって分かっていたの」と、常に自分は大丈夫だと思えたとも語っている。
また、マイリーは社会が定義する「男らしい」「女らしい」というようなものには、自分はずっと当てはまらないと感じていたそうで、自分自身についても「性別にはこだわらない」という考えのよう。
LAのLGBTQ(※)センターで出会った、自身を「男性でも女性でもない」とする人について、「人生で出会ったほかのどんな人よりもつながりを感じた」と語り、「私は、『ああ、だから私はストレートだとも同性愛者だとも思えなかったのね。だって私はどちらでもないから』って感じだったわ」と、自分への理解を深められた経験についても明かした。
※LGBTQ:レズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、クィアの略称
そんなマイリーは、2014年にLGBTQやホームレスの若者などを支援する非営利団体「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」を設立し、チャリティー活動を積極的に行っている。