日本でも話題になっている、性別にとらわれずに好きなファッションやメイクを楽しむ「ジェンダーレス」の流れ。そんな時代の変化を汲んで、アメリカの大手コスメブランド、CoverGirl(カバーガール)が新広告塔に17歳の男性を起用して話題になっている。
今回、同ブランドの新しい顔に選ばれたのは、ニューヨーク出身で、地元の高校に通う傍らメイクアップアーティストとして活動しているジェームス・チャールズ。
2015年にYouTubeチャンネルを開設し、メイクテクニックを披露したところ口コミで人気が拡大。現在では58万人以上ものインスタグラム・フォロワー数を誇るネットセレブとして知られている。
CoverGirlといえば、現在も広告塔を務めるシンガーのケイティ・ペリーのほか、過去には、シンガーのテイラー・スウィフト、ピンク、女優のゼンデイヤといった錚々たる有名セレブが「時代をつかさどる顔」として起用されてきた人気ブランド。
そんな名誉あるスポークスパーソンの1人として男性が起用されるのは、ジェームスが初めて。
さらに、弱冠12歳にして同性愛をカミングアウトしたことでも知られる彼が抜擢されたことには、LGBTコミュニティへのより深い理解やサポートを促進するという面でもとても大きな意味がある。
ジェームスは今後、同ブランドの新作マスカラのCMほか、ケイティとともにさまざまなキャンペーンに登場予定。
男子も思いっきり好きなメイクを楽しめる時代が、もうすぐ目の前まで来ている!