【フロントロウ編集部】
女性だったらあまり人には見られたくないセルライトがばっちり写った写真を公開したことで大きな反響を呼んだり、ボディ・ポジティブなメッセージを届け続けるプラスサイズ・モデル アシュリー・グラハム。
Photo:ニュースコム、Instagram/ Ashley Graham
アシュリー・グラハム
米ネブラスカ州出身の29歳。12歳の頃、地元のショッピングモールでの買い物中にスカウトされモデルの道へ。2016年には、米メンズ雑誌スポーツ・イラストレイテッドの毎年恒例の水着特集号の表紙にプラスサイズ・モデルとして初めて抜擢。「ファッション界で最も大きな影響力を持つ人々」の1人にも選ばれている。
女性に勇気を与えるアシュリーの格言集
スリム体型が主流のモデル界では異例と言える、ふくよかなボディが魅力な彼女は、現代の女性たちに対して、世間やメディアが創り出した“理想の女性像”に縛られることなく「ありのままの美しさを受け入れよう」と訴えている。
フェミニズム運動が盛んになり、女性がより自由に生きられる社会へのシフトが叫ばれるなか、凝り固まった美の常識やボディ・イメージに革命を起こそうとしているアシュリーの7つの格言を紹介。
<1>
私が女性たちに対して最も訴えたいことは、他の誰かや何かになろうとするのではなく、どんな体型であろうと自信を持って、ただ自分自身を愛して欲しいっていうこと。
(Source)
<2>
ちょっとくらいのセルライトが何だっていうの?自分を非難するのは止めましょう。世間が「醜い」と呼ぶものをあえて受け入れて大切にすればいいわ。
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<3>
女性なら誰しも自分の身体をリノベーションしなきゃっていうゴールの無い“自己改善”の意識に駆られるわ。世間では、髪はボリュームがあったほうが美しいとか、脚が太すぎると彼氏ができないとか、唇はふっくらしていたほうがセクシーだとか、太い二の腕は隠したほうがいいとかいろんなことが言われているけど、実は心の奥底では、みんな本当は自分のありのままの姿のほうが好きに決まってる!
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<4>
私の背中のぜい肉さん、あなたがブラからはみ出してることは知ってるけど気にしないわ。あなたを愛することにする。私の太い太ももさんたち、あまりにもセクシーすぎるからいつも股ズレするくらいお互いにくっついているのね。それでも良いわ、無理に細くしようとしたりなんかしない。セルライトさん、あなたのことだって忘れてはいないわ。もはや私の下半身を覆いつくそうとしてるようだけど、それでもあなたを受け入れるわ。だって、あなたは私の一部なんだもの。
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<5>
私の身体も私の自信も、これまで幾度となく他人からこき下ろされ、ジャッジされ、コントロールされてきたわ。でも、「私の身体の持ち主は他人じゃなくて私なんだ」って気がついてから、女性としてのより大きな目的を発見することができたの。
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<6>
「こうあるべき」という型にハマれなかった私は、希望や夢に「ノー」と言われたことだって何度もあるわ。でも、他人に絶望させられることを私は許さなかった。あなたにだってそれができるはずよ。結局のところ、あなたには何だってできる。体型を理由に尻込みするべきじゃないわ。
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<7>
あなたらしく、正直に、本物でいて。あなたが「こうありたい」と思える女性で居ればいいの。それを決めるのは、他の誰でもなく、あなた自身よ。
(Source)