パリスは現在削除されている動画のなかで、「どうしてこの世界に、こんなにも憎しみが存在しているのか理解出来ないわ」と、終始涙をこらえながら告白。自身に対する嫌がらせについて、無視したり、アカウントをブロックしたりという対策を講じてきたと語った。
また、パリスは、「どうして私が狙われやすいのかが分からないの」ともコメント。14歳のときには、ネットいじめが原因で自殺を図ろうとしたこともあると明かした。
その時の状況についてパリスは、こうコメント。
「私が14歳のとき、かなり沢山の憎悪を向けられて、自殺しようとしたこともあるわ。だから、2年くらいソーシャルメディアから離れていたんだけど、そうしたら戻ってきてよとか、インスタグラムをまた公開にしないの?って言ってくる人が出てきたから、また戻ることにしたの。でも、何にも変わっていなかったわ!」
変わらぬ状況について自分に原因があるのかと考え、「嫌がるようなことをしてしまったのなら、ごめんなさい」と謝りつつも、「私はただただ疲れてしまったの。本当にね」と、疲れ切っている様子を見せた。
ジャスティンへのいじめについて
さらにパリスは、最近ネットでの中傷を理由にインスタグラムを非公開にしたジャスティン・ビーバーと、新ロマンスの相手ソフィア・リッチーについてもコメント。
「ジャスティン・ビーバーも負のスパイラルに陥っているわ。だって、彼がデートした相手に対してみんな憎しみを抱くでしょ。私は彼の恋人のソフィアのことを、彼女が12か13歳のころから知っているわ。彼女はこの世で最も優しい人の一人なのに、人々は彼女に自殺しろって言うのよ」
そのほかにも、パリスは自身のツイッターで、「ジャスティンがインスタグラムを削除したことは責められないわ。私のアカウントでも毎日のようにああいう嫌がらせを見るの、人を自殺に追い込むには十分なほどのものをね」と、彼に同情を示していた。
同じ人間であることを強調
そういったネットでのいじめをする人に対し、パリスは「私たちは人間なのよ、みんな。私たちには心があって、脳があって、感情がある。相手にダメージを与えるようなことを言えばね、気持ちがめちゃくちゃになるのよ」と、自分たちも同じ人間であるということを強調。
そして、「とにかくキツいのよ。本当に本当に、キツいことなの。わめいてしまってごめんなさい。ずっと、何年もの間抱えていたことだったの」と、締めくくった。
現在、問題となっているネット上でのいじめ。画面を通してであれ、自分が話しかけているのは、一人の人間であるということを忘れてはいけない。