シンガーのテイラー・スウィフトが裁判の陪審員に任命。今週月曜日(8月29日)の午前中に、故郷テネシー州のナッシュビルで行われたある裁判に参加した。
待ち時間に撮影した写真を陪審員を務めた一般人がSNS上で公開し、そのときのテイラーの様子が明らかに。
まさかテイラーと陪審員の役目を共にすると思っていなかった他の参加者たちは、最初は驚きを隠せない様子だったものの、テイラーのフレンドリーな対応に感激。
アメリカで古くから採用されている陪審制では、民間からランダムに選ばれた陪審員が刑事訴訟や民事訴訟の審理に参加する。
陪審員の任務を果たすことは、国民の義務であり(病気などの特別な理由がある場合を除く)、それはセレブであっても同じことで、テイラーは今回、たまたまこの日行われた裁判の陪審員として召喚された。
しかしその後、テイラーは退廷…
しかし、その後、テイラーは同裁判からの退廷を命じられることに。
その理由は、テイラーが昨年コロラド州・デンバーのラジオ司会者を痴漢で訴えた経緯があり、性的訴訟の被害者的立場であるため。
この日行われていた性的暴行事件に関する裁判に関しては、テイラーは「この件に関して公正な判断ができる人材とはいえない」と裁判官が判断し、陪審員を解任された。
結果として任務はまっとうできなかったものの、たとえテイラーのようなセレブであっても一般市民と同様に陪審員に選ばれるというのは興味深い。