1 露出をたしなめたファンに応戦
アリアナがランジェリー姿を見せた「デンジャラス・ウーマン」のMVに対して、SNSで「すごく好きだけど、唯一の問題はふしだらに見えることだよ!」というコメントを受けると、これにこう反論。
「みんないつまで、女性が肌を見せて性を表現することに怒っているの? 男性はステージやビデオやインスタグラムなどいつでもどこでも上半身裸になって自分の性を表現しているじゃない。これはいいけどこれはダメっていう考え方はつまらないし飽き飽きするわ。お言葉を返すようだけど、そろそろ頭をお尻の穴から引っこ抜いて(※英語でしっかり目を覚ませという意味)。女性だって自分の体を愛せるんだから!!」
2 コメント欄の悪口に激怒
ラッパーのニッキー・ミナージュがアリアナとの共演動画をSNSに投稿したところ、あるユーザーがアリアナの「ヒップのなさ」を批判。これを見たアリアナは、わざわざコメント欄でこうリアクション!
「私たちはステージでダンスして楽しんでいただけよ! 『何をふりふりしてるわけ?』ですって? 私は自分の小さくてかわいいお尻をふりふりしてて、ニッキーは彼女の大きくてかわいいお尻をふりふりしているの。どちらもクソ最高なのよ。他人の体に対する境界線を越えるのはやめて、みんなが自分のことをセクシーだと感じられるようにみんなで励まし合いましょうよ」
3 恋愛の質問に飽き飽き
ラッパーのビッグ・ショーンとの破局やワン・ダイレクションのナイル・ホーランとの熱愛説が騒がれていた2015年には、自身の活動や人間性よりも恋愛に注目が集まっていたことを疑問視。Sun紙に恋愛について、ついにこうコメントした。
「男性と何かが起きてなきゃダメな状態には飽き飽きしているわ。私はビッグ・ショーンの元恋人でも、ナイルの新しい彼女候補でもないの。私はアリアナ・グランデよ。それで十分じゃないなら、私に話かけないで」
4 続けてSNSで主張
Sun紙での「私はアリアナ・グランデよ」発言の直後に、この件をこうインスタグラムで説明した。
「人間が、誰と付き合っている/結婚している/一緒にいる/性的な関係を持っている/出歩いているかではなく、一個人としての価値で評価される世界で生きられることを楽しみにしているわ」
5 書店の「女性コーナー」につっこみ
アリアナは「女性はこう・男性はこう」という決めつけも大嫌い。「女性コーナー」にゴシップやルックスに関する雑誌が並べられ、「男性コーナー」に趣味や経済に関する雑誌が並べられた書店の写真を見ると、ツイッターでこう皮肉った。
「女性はゴシップ雑誌にしか興味がなくて、もし私が車やビジネスや科学について知りたかったら男性コーナーにいなかきゃいけないってこと?」
6 ラジオDJの質問にイラッ
女性に対して決めつけるような質問をしたラジオ司会者をたしなめたことも。ラジオ番組『Power 106』で司会者に「スマホかメイク道具ならどっちを選ぶ?」と聞かれると、顔がピクッと動き、すぐにこうリアクション。
「女性が選ぶのが困難なアイテムが、この2つだとあなたは思っているの? 女性が選ぶのはこの2つのアイテムだって男性は思っているってこと? 男女平等について少し学んだ方がいいわよ」
7 女性同士を比べる行為にNO
ツイッターであるユーザーがアリアナとドラマ『モダン・ファミリー』の女優アリエル・ウィンターを比較しているのを見つけると、すぐさま、こうコメント。
「多様性はセクシーなの! 自分自身を愛することはセクシーなの! セクシーじゃないことは何か知ってる? 女性軽視、人を物と見なすこと、レッテルを貼ること、比較すること、そして体を批判すること!!! 人の体について、まるであなたの許可や意見を必要としている展示物のように話すんだから。(あなたの許可や意見は)求めてないわ!!!!」
8 一部メディアに喝
あるラジオ局が、ジャスティン・ビーバーとゼイン・マリクの裸体は褒めたたえておいて、マイリー・サイラスやキム・カーダシアンが肌を露出した時は批判したツイートをしたことに怒りを覚えたというアリアナ。あまりの怒りから証拠としてツイートを保存したそうで、Billboard誌でこう力説した。
「トップスを脱いだ男性アーティストをセクシーと褒め称えるなら、女性が撮影でパンツを脱いで胸を見せた時にも同じような称賛の声で称えられなきゃいけないのよ。私はこれを、スーパーで胸を出した老婆になるまで言い続けるわ」
9 女性を支持する女性にエール
アリアナは、ほかの女性を支持するためなら意見することを恐れないと普段から語っていて、ファンにもそうするよう勧めている。こちらは、ツイッターでのコメント。
「女性を批判しない女性、女性を称える女性、女性が批判や憎しみなしに自分らしくいられるように助ける女性を祝して乾杯」
アリアナはツイッターだけでも4,000万人にフォローされていて、その影響力は絶大。彼女のようにパワーのある女性が声を大にしてくれていることは、女性にとっては心強い話。