日本でもたびたび話題になる、炎上商法。
世間の注目を一気に上げて売り上げや知名度を伸ばすこのマーケティング法が、最近セレブ界で多く使われている。
2016年最大の炎上商法は、ビヨンセのアルバム!
2016年最大にして最高の炎上商法をやってのけたのが、グラミー賞受賞シンガーであるビヨンセ。
彼女は以前からウワサされていたラッパーの夫ジェイ・Zの不倫&不仲説をあえてアルバム『レモネード』のテーマにすることで、新作の話題性を最高潮に引き上げることに成功。
アルバムタイトルであるレモネード柄のアイテムを着用するなど「意味深なアピール」を続けることで世間の想像力や知りたい欲をかきたて、「不倫ネタ」が話題になるよう自ら焚きつけている。
みんながテイラー・スウィフトで炎上商法!?
ビヨンセに続けと、ほかにも多くのセレブが炎上商法を展開。そこで毎回共通しているのは、シンガーのテイラー・スウィフトだった!?
ケイティはテイラーとの不仲ネタを商品化
まずテイラーと不仲だと言われているケイティは、6月に「マッド・ラヴ(Mad Love)」というフレグランスを発表。じつはこの名前、テイラーがケイティに対して作ったバッシング曲だと言われている「バッド・ブラッド」に登場する歌詞。世間で騒がれるであろうネーミングを選び、話題性アップを狙った。
カニエのMVでテイラーがセミヌード!?
自身の曲「フェイマス」の歌詞を巡ってテイラーと言った言わないのバトルをしていたカニエは、6月に同曲のMVを公開。ここであえてテイラーそっくりのろう人形を裸という状態で登場させると、当たり前のように世間では大きなバッシングが。それと比例するようにMVの認知度は急上昇し、YouTubeだけでも2週間で700万回以上も視聴されている。
テイラーの元恋人が新恋人をネタに
最後は、テイラーの元恋人であるカルヴィン。彼はテイラーとの破局後にプロデュースしたシングル曲「オレ」で、「ローキー」という歌詞を挿入。これは、テイラーの新恋人である英俳優のトム・ヒドルストンが出演映画『マイティ・ソー』で演じる「ロキ」という役の隠語。カルヴィンの狙い通りかどうなのか、曲は早くも「復讐ソング」というフレーズで紹介されている。
ソーシャルメディアがある現代は、炎上商法はインパクトの大きいマーケティング法。しかもセレブ界は、とにかく「話題性」が大好き。今年はまだまだ炎上商法の例が増えていきそう。