ケシャはまず、「皆痛みや苦しみを経験してきているわよね」と語りかけたあと、現在進行中の裁判について言及。プロデューサーからの精神的虐待や性的暴行を訴えて彼との契約解除を求めているケシャは、「私が今訴訟中であることをここにいる人たちが知っているかは分からないけれど、本当に恐ろしいものなのよ」とつらい心中を明かした。
さらにケシャはそういったつらい感情に焦点を当て、「私たちは苦しみや痛み、怒りによる行動をコントロールすることは出来ない」と前置きしたあとで、銃規制についての思いを表明。
「私たちは誰の事もコントロールすることは出来ないし、人々がどうやって物事を解決しようとするかも分からないし、人々が武器を手に取ったかどうかも知ることはできないの。でも、私たちは誰に武器を与えるかコントロールすることは出来るのよ」と、人々の感情ではなく銃を与える人をコントロールしようと訴えた。
ケシャは今年の6月に歌手のクリスティーナ・グリミーがファンの男性によって銃殺された際にも自身のSNSで銃規制を要求。さらに、ポール・マッカートニーやレディー・ガガなど約200名のセレブが参加した米Billboard誌による銃規制を訴える公開書簡にも署名を行うなど、銃規制に向け積極的に活動を行っている。