世間から注目を集めている2人のバトルは、テイラーを「あのビッチ」と呼ぶ歌詞に関し、事前に電話で了承をとってあると言うカニエと、「ビッチ」呼ばわりは聞いていないとするテイラーの間で意見の不一致が起きているというもの。
さらに、そこへカニエの妻でリアリティスターのキム・カーダシアンも参加。自身のスナップチャットでカニエとテイラーが電話する様子を収めた証拠の動画を公開し、テイラーが反論のメッセージを発表するまでになっていた。
そんな動画が公開されてから、実に1週間以上沈黙を守っていたカニエが、ついに今週の水曜日(7月27日)、騒動について初めてコメントした。
ラッパーのドレイクのシカゴ公演にサプライズ登場したカニエは、ご機嫌な様子で「俺が言いたいことは、妻がスナップチャットをやっていて本当に嬉しいってことだ」と発言。観客から大歓声があがると、続けて「だって真実を知ってもらえたからな。もう誰にも文句は言わせない」と言い、問題となっている曲「フェイマス」を熱唱した。
さらに、その翌日に公開された米Harper's Bazaar誌のインタヴューでも妻キムとともにテイラーについてコメント。好きなテイラーの曲について、「そんなのない」と質問を一蹴し、キムも、「私は彼女の曲のファンだったのよ」とあえて過去形を使って皮肉った。
テイラーはカニエとの騒動に対し「私が一切関与を望んでいないこの問題から、私を除外して欲しい」と言っていたけれど、この様子を見ると、カニエはまだまだバトルを終わりにする気はない模様。