今週金曜日(5月27日)に裁判所に出廷し、ジョニーに対する接近禁止令を申請した際の事情聴取で、アンバーが事件当日の出来事について供述した。
アンバーはDVは日頃から続いていたと主張
まず、アンバーは、2人の交際期間中ずっとジョニーからの言動的虐待と身体的暴行に耐えてきたと主張。「ジョニーは正常ではない気質の持ち主であり、これまでにも身の危険を感じることが何度もあった」とコメントした。
これに対し、ジョニー側の弁護人は「アンバーは、日常的な暴行を主張することにより慰謝料等を請求しようとしている」と反論し、双方の意見は対立することに。
離婚申請のキッカケとなった夜に何が起きたのか?
アンバーの供述によると、事件の夜、LAにある自宅で友人2人と会話を楽しんでいると、ジョニーが帰宅。友人が先日亡くなったジョニーの母の急逝について言及したところ、彼は急に激怒し始めたという。
ジョニーの怒りを静めようとしたアンバーは、彼が話したいと要求した友人のひとりに電話。するとジョニーはアンバーの手から彼女のiPhoneを奪い取り、電話の相手を大声で罵倒した。
憤慨するジョニーの様子に、アンバーの身の危険を感じた電話口の友人が「今すぐ家から逃げたほうが良い! 」とアンバーにも聞こえるような大声で警告すると、ジョニーは手に持っていたiPhoneをアンバーの顔をめがけて投げつけたという。
激しい言い争いに発展すると、ジョニーはアンバーに対して、強く突き飛ばす、髪を引っ張る、顔を掴むなどの暴力行為に及んだと主張。これに怯えたアンバーが思わず「警察を呼んで! 」と大声で叫び、それを聞きつけた隣に住む彼女の友人が、事前に渡されていたカギを使って部屋に入ってくると、ジョニーは手に持ったワインボトルで周囲にあるものを叩き壊しながら家を出て行ったという。
その後、警察がかけつけたが、証拠不十分で「犯罪とは言い切れない」という判断が下された。
裁判所がジョニーに対する接近禁止令を認める
アンバーの主張に、裁判所は初公判となる6月19日までの間、ジョニーが彼女の100ヤード以内に近づくことを禁止。さらに自宅への出入りも禁止した。
アンバーは接近禁止令を申請した書類の中で、ジョニーに対して生活費月額約500万円(5万ドル)の支払いを要求しており、その点に関しては今後の離婚裁判で争われることになると見られる。
今回の件に関し、ライヴのためにポルトガルに滞在中のジョニー本人や代理人からのコメントは、今のところまだ寄せられていない。