曾祖母に寄り添い目を閉じるデミの写真とともに投稿された長文のメッセージには、曾祖母の素晴らしさや2人の仲の良さが綴られている。
デミのコメントを訳したものがこちら。
「今朝、私の世界であり世界で最も特別な女性を失ったわ。言葉に出来ないくらい、彼女のことが恋しい。私の心には空しさがあって、それは彼女の魂でしか埋めることはできないの。また出会える日まで、毎日彼女を近くに感じられるように祈るわ。
私の強さは彼女譲りのもの。彼女は、53年間結婚していた人を失ったときにもめげることはなかった。今年自分の息子を失った時でさえ笑顔だったの。彼女はいつも周りの人に愛を伝え、脳卒中で倒れてうまく喋れない時でさえジョークを言っていたのよ。彼女の笑顔は部屋だけでなく、老人ホーム全体を照らしていたわ。
彼女は私の曾おばあさんで、70も年齢が離れている人とこんなふうに絆が結べるなんて知らなかったと思うくらい、私たちはとても仲良しだった。
今私が感じている痛みは耐えられないほどだけれど、彼女の強さでなんとか耐えるつもり。今まで私が受け取った愛やサポートは私を力づけ、とても特別なものになっているわ。ファンのみんなのことを愛しています。これからもずっと、ファンのみんなからの祈りやメッセージ、ファンアートに感謝し続けるわ。
ミモウ（曾おばあさんの呼び名）、曾おじいさんと一緒にいることを願っているわ。あなたの声が聞けないのは嫌だけれど、あなたがもう痛みに苦しまなくて済むことは嬉しく思う。あなたのことを愛しているし、誰にも想像できないほど、あなたのことが恋しい。あなたの笑顔とユーモア、そして、あなたの爪を塗ることや、あなたのキスが恋しい。あなたのことをより一層愛しているわ。どうか安らかに眠ってね」
また、デミは割れたハートの絵文字とともに曾祖母との写真のコラージュ画像も投稿しており、曾祖母の死を悼む2つの投稿にはデミのファンから「強くあってね、デミ」「私たちがついているわ」など約3万件のコメントが寄せられている。
これまでも、ケシャが裁判で負けた時には女性の権利をツイッター上で訴え、ノースカロライナ州で反LGBT法が成立した際には抗議のために同州でのツアーを中止するなど、自分の意見を主張することを恐れなかったデミ。そんな彼女の強さは曾祖母譲りだったよう。
デミとご家族の皆様に、謹んでお悔やみ申し上げます。
