夢を追いかける女性を対象とした奨学金制度
女性や黒人の権利に対して積極的な活動を行っているビヨンセが、アートや音楽、文学や黒人研究を専門とする学校を対象とした奨学金制度を設立した。
ビヨンセのアルバム『レモネード』の1周年を記念して設立されたこの奨学金制度。
フェミニズムなどの社会問題に切り込んだ表現が多いこのアルバムのように、女性の強さを追及し夢を追いかけるクリエイティブな女性をサポートする。
オバマ夫人も反応
ビヨンセの行動に多くのセレブがコメントを寄せており、オバマ元米大統領の妻、ミシェル夫人も「あなたの貢献にいつもインスパイアされるわ!女性のお手本よ。投資してくれてありがとう」とツイッターでコメントした。
アナスイら著名人が卒業した学校も対象
この奨学金制度の対象となるのは、バークリー音楽大学、ホワード大学、パーソンズ美術大学、スペルマン大学の4つの学校。
なかでもホワード大学は全米屈指の名門黒人大学として知られている。またバークリー音楽大学卒のジョン・メイヤーや、パーキンソンズ美術大学卒のマーク・ジェイコブスやアナスイのように、その分野で才能のある人材が多く集まる学校が選ばれている。
公式サイトでビヨンセが、今回の奨学金制度設立を発表。
アルバム『レモネード』の1周年を記念して、ビヨンセ・ノウルズ・カーターは、2017年から2018年度の女学生を対象に「フォーメーション・スコーラーズ・アワーズ」と名付けた奨学金制度の創立を発表します。
この奨学金制度は、固定概念にとらわれずに物事を考えることができて冒険心がある、創造的で、好奇心と自信に満ち溢れた若い女性をサポートするために設立されました。
1大学に1名ずつ計4つの奨学金が授与されるこの制度は、アート、音楽、文学、黒人研究に励む女性の学生と大学院生の収入を支援します。
才能ある女性をこうした直接的な形で支援するのは、さすがビヨンセ。