ワイルドな見た目とのギャップを感じる弱点とは
6月17日に日本公開の映画『キング・アーサー』の主演を務めるイギリス人俳優のチャーリー・ハナムが意外な告白をした。
鍛え上げられたたくましい肉体と甘いマスクが魅力のチャーリーには、ワイルドな風貌からは想像できないある弱点が。それは、彼が極度の潔癖症だということ。
米ELLE誌のインタビューで、「子供の頃から筋金入りの潔癖症なんだ」と明かしたチャーリーは、さらに、10年以上交際を続けている恋人でジュエリーデザイナーのモルガーナ・マクニール以外とは「一生涯誰ともキスをしたくない」と思っていると続けた。
チャーリーが潔癖症になった理由
チャーリーが潔癖症になってしまったのは、幼少時代を過ごした故郷イギリスでのあるトラウマが原因。
「僕が8歳か9歳くらいのころ、犬に棲みつく寄生虫が流行していたんだ。誤って人間の体内に入ると失明してしまうといわれる恐ろしいものだったよ。僕の学校でも実際に何人かこの病に侵されて視力を失ってしまった子が居たんだ」と当時を振り返っている。
事態を受けて、当時、彼が通っていた学校では子供たちを寄生虫から守るために衛生管理に関する徹底的な教育が行われたのだそう。その名残りもあり、今でも不潔なものが大の苦手で、他人と唇を合わせる行為であるキスも心を許した相手としかしたくないのだという。
周囲からは羨ましがられるけれど…
しかし、そこは、ハリウッドでも注目されるイケメン俳優のチャーリー。映画やドラマでのキスシーンはなかなか避けられないもの。
「みんな、『たくさんのキレイな女優たちとキスができるなんて、俳優は素晴らしい仕事だね』なんて言うけど、実際のところ、僕はキスシーンが大嫌いなんだ」と頭を悩ませていることを明かした。
世界トップクラスの美人女優たちとラブシーンを演じられるなんて、世の男性にしてみたら羨ましい限りだけどチャーリーにとってはどうやら苦痛でしかないよう。
果たしてチャーリーの最新作となる映画『キング・アーサー』では、彼のキスシーンは観られるのか? それとも?
『キング・アーサー』6月17日(土)全国公開
監督:ガイ・リッチー
出演:チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ、アストリッド・ベルジュ=フリスベ、デヴィッド・ベッカム
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2017 WARNER BROS. ENT. INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENT. LLC