日本のあのアイテムがNYでおしゃれに変身
日本で育った人ならば一度は触れたことがあるであろう、ふっくらと立体的になったシール「ぷくぷくシール」。思わず「懐かしいなぁ」と言ってしまいそうなこのアイテムが、なんとNYのヘアスタイリストによって、クールなヘアアクセサリーに生まれ変わり、SNS上やメディアで注目を集めている。
立体シールを使ったヘアアスタイル「ステッカーへア」を考案したのは、NYの有名ヘアサロンで働くスタイリストのアレン・トーマス・ウッド。
アレンはこれまでも、パールのボビーピンを使ったマーメイドヘアや、ステンシル技法を使ってプリズムカラーのオンブレヘアを作るなど、クリエイティブなヘアアレンジを生みだしているアーティスティックなヘアスタイリスト。
そんな彼が今回思いついたのが、オールバックにセットした髪に、「ぐてたま」や「リラックマ」など日本でおなじみのキャラクターが描かれた立体シールをちりばめた「ステッカーへア」だった。
誕生のきっかけは日系の書店
きっかけは、ある日、NYにある日系の書店に立ち寄った時のこと。そこでカラフルでカワイイ日本製の立体シールを見つけ、髪に飾ることを思いついたという。ヘアに貼ってみようとは、なかなか日本では思いつかない。
そして、インスタグラムでこのヘアスタイルを披露するやいなや、SNS上で「すごい、すごい、最高ね!」「夢中になっちゃう」「カワイイ!私もこのシールが欲しいわ」といったコメントが寄せられるほどの大反響に。多くのメディアにも取り上げられた。
斬新なアイディアとユニークなデザインで話題を呼んでいる「ステッカーへア」。その実用性の程度はともかくとしても、誰もが通ったであろう「ぷくぷくシール」が海外でこんな形で大活躍しているとは、嬉しいかぎり。