ザ・チェインスモーカーズにとって自身最大規模の北米アリーナツアー「メモリーズ・ドゥ・ノット・オープン・ツアー」の最終日(現地時間6月10日)のニューヨーク公演に、フロントロウ編集部がお邪魔してきました。大盛り上がりだったライヴの様子と、約2ヵ月におよぶツアーの集大成の模様を総まとめ。
幅広い年齢層から大人気
新アルバム『メモリーズ…ドゥー・ノット・オープン』が、日本をはじめ世界70ヵ国で1位を獲得するなど、世界中で売れに売れまくっているザ・チェインスモーカーズ。そんな世界的人気デュオのツアー最終公演とあって、会場は超満員でまさに人、人、人だらけだった。
また、現在アメリカの学校は夏休み中ということもあり、今回のニューヨーク公演には10代や20代の若いファンが多く集結。小中学生くらいの子供が保護者同伴で楽しむ姿も見られ、年齢問わず幅広い世代の人たちから支持を受けていることがわかった。
バンドスタイル×DJのミックスにファンもテンションMAX
今回のツアーでは全公演を通して、ギターやドラムを取り入れたバンドスタイルを導入。新アルバムの収録曲やこれまでのヒットシングルの合間に、DJパフォーマンスをはさむという彼らならではのステージに会場に集まったファンも大興奮。
コールドプレイとコラボした大ヒットシングル「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」など、新アルバムからのヒット曲だけでなく、彼らが一躍人気アーティストの仲間入り果たすきっかけとなった「セルフィー」や若手シンガーのデイヤとコラボして話題となった「ドント・レット・ミー・ダウン」といった過去のヒットシングルも披露し、観客を大いに沸かせた。
全曲通して観客が一緒に熱唱
今回のライヴで最も印象的だったのが、観客がほぼ全曲通して歌詞を口ずさんでいたということ。とくに「クローサー」や「パリス」といった大ヒットシングルのパフォーマンスの際には、ヴォーカルを担当するドリューの歌声に勝るほどの大合唱が始まり、会場中が一体となった。
「全曲通して」というのは、英語がネイティヴのアメリカならではの光景かもしれない。
コラボアーティストがゲストとして登場
ゲストとして、新アルバム収録曲の「ドント・セイ」や「マイ・タイプ」でコラボしたシンガーソングライターのエミリー・ウォーレンや、同じく新アルバムに収録されている「イット・ウォント・キル・ヤ」で美声を披露しているフランス人歌手ルアンヌがステージに。
さらに、YouTubeにザ・チェインスモーカーズの楽曲をアレンジしたビデオを公開したことで、ツアーメンバーに大抜擢されたトニー・アンもパフォーマンスを行った。
1番盛り上がったのはドリューが○○した時!?
この日、多くの女性ファンを悶絶させたのが、ヴォーカルも担当しているドリューがシャツを脱ぎ、上半身裸になった瞬間。細身ながら見事に鍛え上げられた肉体に、会場中から悲鳴にも近い「キャーッ!」という黄色い歓声が。
「もっとちゃんと見たい」という方のために、特別にもう1枚。
最後は盛大な花火でお別れ
約2時間におよぶニューヨーク公演は、盛大な花火とともに幕を閉じた。ステージに設置された巨大スクリーンには、「ありがとう、ニューヨーク」の文字が写し出され、観客からはこの日1番の大歓声が巻き起こった。
今回がツアー最終公演ということもあり、会場には彼らの両親の姿も。
NY公演の裏話
なんと、ザ・チェインスモーカーズの2人が、会場入りする際に車で渋滞に巻き込まれるのを避けるためか、地下鉄で移動していたことが明らかに。もし地下鉄で彼らと居合わせたファンがいたら、さぞ驚いたに違いない。
日本でザ・チェインスモーカーズに会える!
「ライヴに行きたかった」という方々に朗報。ザ・チェインスモーカーズは、今年の9月16日(土)から18日(月・祝)までの3日間に及んで日本で開催される、国内最大規模の都市型巨大ダンスフェスティバル「ULTRA JAPAN」に、ヘッドライナーとして出演することが決定している。
同イベントでは、ツアーと違ってDJがメインになると思われるが、日本でも彼らのパワフルなパフォーマンスにお目にかかることができる。
イベントの詳細はコチラ
ザ・チェインスモーカーズ
最新アルバム『メモリーズ...ドゥー・ノット・オープン』