2015年の年収は約330億円!
ボクシングの元世界王者で、約2年前に現役を引退した元プロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニアに突如浮上した税金滞納疑惑。2015年に年収約330億円を稼ぎ、歴代アスリートのなかで過去最高の年収を記録した彼に一体何が!?
税金の徴収や管理を行うアメリカの機関IRSによると、メイウェザーが滞納しているのは、皮肉にも歴代最高の年収を叩きだした2015年のものだそうで、金額はおよそ25億円。IRSは今月5日、メイウェザー側が現在手元に支払える現金が無いことを理由に、裁判所に税金の支払期日を延期して欲しいという嘆願書を提出したと主張している。
ちなみにメイウェザーは先日引退を撤回し、UFCの2冠王者コナー・マクレガーとボクシングマッチを行うことを表明。なんと、IRSいわくメイウェザーは同試合で得られるファイトマネーを滞納分の税金にあてることを提案してきたという。
このIRSの主張に対して、メイウェザーは自身のSNSで猛反論。
「アメリカ政府は2015年に私から28億円を受け取っている。彼らはそれ以上何が欲しいって言うんだ」
すでに必要なお金は支払ったと主張するメイウェザーとIRSが真っ向から対立するカタチとなった。
「犬猿の仲」で知られるあの人が口出し
そんななか、メイウェザーと「犬猿の仲」で知られる人気ラッパーの50セントが、自身のインスタグラムで一連の税金滞納疑惑についてコメント。
「マジでくだらない話だな。さっきフロイドとフェイスタイムしたけど、22億円を現金で持ってるって言ってたぜ。アイツはただ税金を払いたくないだけだ(笑)」
ちなみに、この発言が大きな話題になってしまったことを懸念してか、すでにこの投稿は50セントのインスタグラムから削除されている。
メイウェザーといえば、日頃から自身のSNSで大量の現金をちらつかせた写真を投稿するなど、その豪勢な生活ぶりがたびたび話題になってきた。でも、もしIRSの主張が本当だとすれば、彼は相当お金に困っていることになる。今後、この巨額の税金滞納問題にどのような決着がつくのかに注目したい。