スタバがきっかけで登場したユニコーンヘア
今年の4月に、スターバックスから発売された期間限定の「ユニコーン・フラペチーノ」の人気がきっかけで、そのフラペチーノの色に似せたヘアカラーをする「ユニコーンヘア」がトレンドとして大人気に。
そのユニコーンヘアは難易度が高いため、普通プロにやってもらうべきものだけれど、29歳のカースティン・ウェストンは節約しようとして自宅で自らユニコーンヘアに染めようと挑戦。
取り返しのつかない事態に
カースティンは、市販のかなり強いブリーチ剤を購入。早速自分でブリーチを始めると、15分ほど経って自分の髪から煙が出ていることに気付いた。かなり熱くなってきたためすぐ洗い流したけれど、次の日には顔が腫れ始め、アレルギー反応だと思ったカースティンは病院へ。
その時は抗生剤をもらってすぐに帰宅したものの、1週間以上痛みが消えなかったため、もう1度違う病院に行くことに。
すると実は、痛みの原因はアレルギー反応ではなく頭全体へのひどい火傷からくるものだと判明。外科医に頭皮を見てもらったら、ほとんどの頭皮が剥けてしまっていたそう。
6回の手術に6週間の入院
その後、6回の手術を受け、6週間も入院することになってしまったカースティン。半分以上の髪を失い、剥けた頭皮のために太ももから肌を移植するはめに。さらに、残念ながらもう髪は生えてくることはないという。
根本的な原因は、パウダーブリーチを、正しい割合で混ぜる行程を抜いてしまったからだという。しかしカースティンが購入したキットの説明書きには、その行程は含まれていなかった。
Daily Mailでのインタヴューで、カースティンは「私はお金を節約しようとしたの。だけどブリーチって本当に危険なのね。他の人にはちゃんとプロに染めてもらうことをオススメする。この商品が他の人に売られるのが心配でたまらない。完全に自信を失ってしまったわ」と話した。
美容院に行くのは自分で染めるよりもお金はかかるけれど、カースティンが言う通り、ブリーチする際は、プロに任せるのがベスト。