顔画像を加工できる人気アプリ「Face App」のある新機能に批判が殺到している。
様々な人種になれるフィルターを追加したところ…
顔画像を自由に加工できるとして人気のアプリ「Face App」。過去にどんな顔も笑顔に変えるフィルターなどを発表し、大ブームを巻き起こしたFace App がつい最近新たな機能を発表した。
それがコチラの人種を自由自在に変えるフィルター。
試しに人気シンガーのテイラー・スウィフトの顔画像で試してみるとこんな具合に。テイラーの顔が、黒人やアジア人、インド人に変化していることが確認できる。
同様にドナルド・トランプ米大統領の顔も加工してみると、テイラーと同じように肌の色や目の大きさが変えられ、まるで別人のような姿に。
しかし、「アジア人＝目が細い」「黒人＝唇が分厚い」といったステレオタイプを助長するような画像加工に、利用者からは「人種差別丸出しの機能」「気分が悪くなった」といった批判が殺到。
アメリカでは、「ブラックフェイス」といって白人が顔を黒く塗って黒人のような外見になることはタブーとされたり、目を細くするしぐさはアジア人に対する偏見として捉えられたり、人種差別問題に対する世間の目が非常に厳しい。
Face Appが今回追加した新フィルターも「人種差別的」という理由で、嫌悪感を示す利用者が多かったよう。ちなみに、利用者からの指摘を受けて現在このフィルターはFace Appの機能から削除されている。
