離婚後も「子供」が最優先
昨年、突如離婚を発表し世界中を驚かせた女優のアンジェリーナ・ジョリーと俳優のブラッド・ピット。現在も離婚に向けて協議中の2人に、突如、復縁説が持ち上がっている。
まずはその真相に近づくために、それぞれが離婚後に語った胸の内を振り返ってみたいと思う。
「離婚によってビンタされたような気分だったよ（中略）もっと頑張らなくては。子供たちのためにも、もっと頑張らなくてはならない。それを彼らに示さなければダメだって思ったんだ。（子供たちの良いお手本になるという意味で）僕は素晴らしかったとは言えないからね」
今年5月、米GQ誌にアンジェリーナとの離婚について初めて口を開いたブラッドは、離婚のショックを「ビンタ」と表現するとともに、子供たちに対する想いを赤裸々に語った。また同インタヴューでは、離婚の原因とも言われている「お酒」の問題について触れ、離婚騒動以降、半年に渡って禁酒していることも明かした。
「（離婚時を振り返って）悪い状況に陥ってしまったわ。いえ、『悪い』という言葉は使いたくないから…、『難しい』状況だったことは確かね。（中略）離婚は今までで1番ツラい時間だったわ。でも、最近になってやっと一息つけるようになったの。（ブラッドとの別居後に引っ越した）新しい家は、私たちにとって大きな前進だったわ。私たちはみんな、家族として修復しようとベストを尽くしているところよ」
これまで離婚について固く口を閉ざしてきたが、つい最近になって米Vanity Fair誌のインタヴューで現在の胸の内を明らかにしたアンジェリーナ。詳しい離婚原因については言及しなかったが、世界を転々とする2人の忙しいライフスタイルが要因であるという説については、「（むしろ）子育てに良い影響を与えた」ときっぱりと否定した。
離婚を「やめた」のではなく「スローダウン」しただけ
ブラッドとアンジェリーナが語った離婚後の心境に共通していたのが、子供たちに対する想い。実子と養子合わせて6人もの子供を持つ2人にとって、何よりも最優先すべき存在が「家族」なのだ。
米メディアGossip Copに関係者が語ったところによると、子供たちの心情も考え最近になって「離婚協議を少々スローダウンさせた」ことが明らかに。しかし、離婚へ向けた協議は現在も進行中で、スローダウンした理由は現時点で「復縁を考えているから」ではなく、家族にとって「正しい決断をするため」の措置であるとしている。
また、離婚直後にはブラッドが子供に会わせてもらえないという話も聞こえたが、現在そういったことはないようで、ブラッドが6月の父の日の前日に子供たちと一緒に過ごしたこともわかっている。
離婚から半年以上を経て、2人が「家族」として歩み寄っていることから今回の復縁説が浮上したとみられる。しかし、そういった事実は今のところ確認されておらず、現状では2人が恋愛面で急接近している様子はない。
