あまりにもリアルすぎて…
2014年の東京国際映画祭でグランプリと最優秀監督賞を獲得した『神様なんかくそくらえ』で知られる新進気鋭の監督兄弟ジョシュア&ベン・サフディーによる最新作『グッド・タイム』に主演している俳優のロバート・パティンソン。
今月11日に米公開された同作で、これまで演じたことのない小悪党を熱演しているロバートが、撮影中にうっかり法を犯してしまっていたことが明らかに。
米ザ・ハリウッド・リポーターとのインタビューで、ジョシュア監督は、作品内に登場するドル紙幣は偽物なものの、「小道具担当がとにかくリアルを追求することにこだわって、ものすごく本物そっくりのニセ札を作ったんだ」と、その出来栄えがかなりリアルであることに言及。
さらに、当時、役に入り込むことに熱中していて、衣装のまま近所に散歩に出かけるなどして意識を高めていたロバートが、ある日、「ヤバい、俺、犯罪を犯しちゃったよ。あの小道具のニセ札を何百ドルか使っちゃったんだ…」と打ち明けてきたと話した。
どうやら小道具担当渾身のニセ札があまりにもリアルだったため、使った本人も受け取った店員も気がつかなかったよう。
しかし、「うっかり」だったとは言え、ニセ札の使用は立派な犯罪。今回のインタビューがキッカケでロバートが逮捕…なんていうことにならないことを願う。
同作は日本でも11月3日からシネマート新宿ほかでロードショー。