テキサス・ヒューストンにあるストラットフォード・ハイスクールのヘザー・テイラー校長が、集会で学校のあるドレスコードについて話した。その内容とは、Sサイズ以上である女子生徒はレギンスを履くのは禁止するというもの。
集会でテイラー校長は、「一度伝えたことがありますが、もう一度言わせてもらいます。サイズ0か2(※)ではないのにレギンスを履くと、太っていなくても太って見えます」と言い放った。
※日本のサイズでは、XS~Sに値する。
ストラットフォード・ハイスクールのドレスコードには、「レギンス、タイツ、ヨガパンツを履く場合は、太ももが隠れる服を着ること」と書かれているけれど、サイズ0~2でない女子生徒がレギンスを履いてはいけないということはどこにも書かれていない。
テイラー校長の発言には生徒だけでなく保護者からも批判の声が殺到。ある生徒は、テイラー校長の言葉に傷つき、自己嫌悪に陥ったと話している。
これに対しテイラー校長は謝罪の表明を発表。「決して生徒たちを傷つけるつもりはありませんでした。何人かの生徒たちとしっかり話し理解してもらった上で、一緒に前へ進み素晴らしい1年を過ごせると感じています」と生徒たちとも和解したと報告した。
テイラー校長は生徒を嫌に気持ちにさせるつもりはなかったとしているが、このいきすぎた指導は今も波紋を呼んでいる。