10月は乳がん意識向上月間
日本では「ピンクリボン運動」の名で知られている乳がん意識向上キャンペーン。10月1日から始まる乳がん意識向上月間をサポートするため、「ステラ・マッカートニー」からランジェリーセットが発売されることに。
2014年から毎年行われているこのキャンペーンでは、これまでにもケイト・モスやカーラ・デルヴィーニュ、チェルシー・ハンドラーが広告塔を務めてきた。
今年の広告塔には、グラミー賞シンガーのアリシア・キーズが起用された。
全ての女性に贈るランジェリー
本キャンペーンでは毎年ピンク色のランジェリーセットが販売されており、今回も優しい色合いのピンクを用いたランジェリーが完成。
2人のキャンペーンに対する思い
大御所ミュージシャンのポール・マッカートニーを父に持つステラ・マッカートニー。今回でキャンペーンを行うのは4回目になるが、始めたきっかけについてこう説明した。
「残念なことに、私の母は19年前に乳がんで亡くなったの。彼女は私の子供に会うことができなかった。そして、私の子供も母に会えなかったの。だから私はいま、乳がんへの認識を高めるためにここにいるわ」とコメント。
アリシアも続けて、「私たちは、みんなで乳がんについて話し合うため、乳がんがタブーって考えをなくすためにキャンペーンをするの。そしてすべての女性に検診に行く勇気を与えるためにもね」と語った。
アリシアは自身の母が乳がんの生存者であることもあり、このキャンペーンに対して特別な思いを抱いているそう。
限定ランジェリーセットは、10月1日より公式サイトで発売され、日本でも購入可能。
収益の一部は、乳がん治療を行っている「スローン・ケッタリング記念乳がん治療センター」と、「リンダ・マッカートニーセンター」へ寄付される。