人気映画『ワイルド・スピード』シリーズで次作となる9作目の公開が1年延期になったことで、出演するタイリース・ギブソンが、同じく共演者のドウェイン・ジョンソンを痛烈批判した。

 現在8作目まで公開し、映画史に名を残すほどのメガヒットを記録したカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ。その次回作となる『ワイルド・スピード9』の全米公開が、予定より1年延期となり、2020年4月10日の公開となったことがつい最近発表された。

画像: 『ワイスピ』タイリース、次作公開1年延期でドウェイン・ジョンソンを批判

 すると、『ワイルド・スピード』シリーズにピアーズ役で出演する俳優タイリース・ギブソンが、自身のインスタグラムで、ホブス役を演じるドウェイン・ジョンソンと製作会社セブン・バックスのプロデューサー、ハイラム・ガルシアを痛烈に批判した。

画像: 左がドウェイン、右がタイリース。

左がドウェイン、右がタイリース。

 以下がタイリースがインスタグラムに投稿した内容。

ドウェインと彼の義理の兄弟であるセブン・バックスのパートナーであるハイラム・ガルシア、『ワイルド・スピード』シリーズを君たちのものにできて良かったな。俺はこの投稿は消したりしない。じゃあみんな、2020年4月に会いましょうって?ドウェイン組がいないと始まらないんだろ?3年も待つ価値があるのか?ショウ(※)だけじゃなく、ホブスだけの作品なんて、新しい『ベイウォッチ』(※)になるのかよ?けどみんな落ち着いて、俺はただ熱心な映画評論家なだけだから
※ショウ:『ワイルド・スピード』シリーズで、俳優ジェイソン・ステイサムが演じるデッカード・ショウのこと。
※『ベイウォッチ』:ドウェインが出演した、ライフガードのコメディ映画。

 今年、ドウェイン演じるホブスとジェイソン演じるショウのスピンオフ映画の製作が決定し、公開が2019年6月29日と発表されている。『ワイルド・スピード9』の公開延期はこれが原因とファンの間ではささやかれている。

 以前、主演を務めるヴィン・ディーゼルとドウェインの間での不仲も報じられ、さらに、1作目から出演する女優ミシェル・ロドリゲスが「女性への愛」が足りないことに降板をほのめかしたりと、なかなか問題が絶えない『ワイルド・スピード』シリーズ。

 今回の件について、ドウェインやハイラムは現在の時点でコメントは出していない。

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