ハーレイ・パスターナックと言えば、リアーナやケイティ・ペリー、レディー・ガガなど100人近くのセレブを指導し、また、多くのセレブが取り入れている、1日の食事を5回に分けて食べる食事法「ファイブ・ファクター・ダイエット」の考案者でもあり、セレブ界ではとても有名なセレブ御用達トレーナー。
そんな彼が、正しいエクササイズの取り組み方について、米国のライフスタイルメディアHelloGigglesに解説した。
1.ダイエットは始めから詰め込みすぎないこと
ハーレイは、ダイエットやエクササイズを初めたばかりの人の多くが、頑張ろうという気持ちから、つい始めからキツいトレーニングや、ヴィーガンといった厳しい食生活を実践しがちであると指摘。
「それだと、怪我をするか、三日坊主になってしまうかのどちらかだよ」とコメント。まずは基礎から少しずつレベルを上げていくことが大切だという。
2.目標にするのは「結果」ではなく「毎日の課題」
「例えば、10キロ痩せたいと思うとする。でも、それはダイエットの副産物であるべきであって、最終ゴールではないんだ」と話したハーレイ。
ダイエットを実践するときには、「10キロ痩せる」などを目標に過ごすのではなく、「1日に1万2千歩」歩くといった目の前の日課を目標にすることで、自然と体重は減ってくるそう。
3.エクササイズの効果を上げる室温をチェック
ハーレイはエクササイズするときの室温について、「科学でも立証されているけれど、涼しいところで運動すると、より多くのカロリーや脂肪を燃やせるんだ」とコメント。
エクササイズをするときには、汗をかいたほうが効果があるように感じてしまうけれど、涼しい室温に設定しよう。
4.ダイエットはヘルシーな食生活がカギ
エクササイズを頑張ると、つい食生活管理の方は気が緩むことがあるけれど、「いくら有酸素運動をがんばったとしても、不健康な食生活を送っていたら何の意味もないよ」と、エクササイズをする人の落とし穴に警鐘を鳴らすハーレイ。
フロントロウの取材にも答えたハーレイは、アリアナへの指導内容について、「たとえ週に3~4時間ジムに通っていたとしても、1週間は168時間もある。ということは、週に164時間、運動していないことになるよね。だから食事が大きなポイントだって指導しているよ」と話した。まずは、ヘルシーな毎日のメニューを考えることから始めてみるといいそう。
ハーレイが指摘した、ダイエットする人にありがちな4つの傾向。ダイエットに励んでいる人は、これまで多くのセレブボディを作り上げてきた彼の指南を、ぜひ取れ入れてみて。