人気ぶりがやはりすごかった
ホラー小説界の巨匠、スティーヴン・キングの代表的な作品『IT-イット-』をアンディ・ムスキエティが映画化。11月の日本での公開を前にして、30年間1度も変わらなかったアメリカンホラー映画界の記録をなんとたった3週間で塗り替えてしまった。
公開3週間ですでに現在287億6364万円(2億6,633万ドル)を突破し、これまでの1973年に公開された『エクソシスト』が持つ全米興収256億1900万円という記録を超え、ホラー映画史上最高記録をたたき出した。
※1ドル=108円換算
他にも、この映画を観に行ったら映画に登場するピエロが座っていた、というツイートは、リツイート数12万以上、いいねを30万近くも獲得するという人気ぶり。
殺人ピエロに翻弄される少年たち
何の変哲もない田舎町に、突如として殺人ピエロのペニー・ワイズが突如出現。登場人物らの部屋や地下室、バスルーム、図書館、はたまた水の底といった予想のつかない場所から登場するピエロと、7人の子供たちの姿を描くホラー映画。
小さな町で起こる連続児童失踪事件とこの殺人ピエロがどのような物語を展開していくのだろうか。
自身の弟が失踪した内気な少年ビルや、不良少年たちにいじめられている子どもたちが、「それ(IT)」という名で呼ばれる神出鬼没な殺人ピエロに立ち向かっていく様には注目したい。
次々と新しい記録を作り出している『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、11月3日より全国ロードショーする。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
監督・脚本:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ヴォルフハルトほか
配給:ワーナー・ブラザース映画