初級編★☆☆
『アダムス・ファミリー』シリーズ
ハロウィンの定番ホラーといえば、言わずと知れた名作『アダムス・ファミリー』シリーズ。コミックが原作の同作は、1964年にテレビ化された老舗シリーズだが、ティム・バートン監督など多くの人に影響を与えた作品であり、映画化、ミュージカル化され、今でも世界中で高い人気を誇っている。
『チャイルド・プレイ』シリーズ
警察に追われる殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂が乗り移った人形チャッキーが、生身の体を手に入れるため、生きている人々を次々に襲って殺していく大人気ホラー映画シリーズ。「ボクはチャッキー、一緒に遊ぼうよ」のひと言で登場人物たちを追い詰める。
11月8日には7作目となる待望の続編『チャイルド・プレイ~チャッキーの狂気病棟~』がリリースされるため、その前に過去6作を見ておさらいするのもアリ。
『ゾンビランド』
2013年に公開されたR 15指定のコメディホラー映画『ゾンビランド』は、生きた人間を襲うゾンビたちを食い止めるために、性格がバラバラな4人が闘いながら絆を深めていくというストーリー。
『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンほか、『猿の惑星:聖戦記』のウディ・ハレルソン、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン、『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグと、アカデミー賞にノミネートされたことがある実力派が揃って出演したことでも話題の作品。
中級編★★☆
『13日の金曜日』
やはり13日の金曜日に1番見るべき映画といえば『13の金曜日』。1980年の公開から現在まで、合計10作品にも及ぶ大人気ホラーシリーズ。
主人公の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズが起こす殺人と、ジェイソンから何としてでも逃れようとする人々がシリーズを通して描かれている。
『エスター』
2009年に公開した映画『エスター』は、かつて3人目の子供を死産してしまった夫妻ケイトとジョンが孤児院から迎え入れた養子の少女エスターが主人公。しかし徐々に見せ始める少女の奇妙で恐ろしい本性が周囲の人々を恐怖の渦に引きずりこんでいく。
首と髪の毛に巻いたリボンとお嬢様風のワンピースに似合わない不気味な雰囲気を醸し出すエスターも、ジェイソンと同じくハロウィン仮装で人気。
『キャリー』
2013年にキャリー役をクロエ・モレッツが演じて3度目のリメイクとなった、ホラー作家の帝王スティーヴン・キングの小説が原作の映画『キャリー』。
超能力に目覚めた学校のいじめられっ子が、いじめている人達に復讐するというストーリーは、原作小説の初版が発行された1974年から40年以上たった今もなお、ホラー映画の定番として何度もリメイクされているほど人気の作品。
上級編★★★
『エクソシスト』シリーズ
ホラー映画の金字塔との呼び声も高い『エクソシスト』シリーズは、悪魔に憑りつかれた幼い少女リーガンを助けようと、神父たちが悪魔祓いするオカルト映画。1973年に公開された『エクソシスト』は、ホラー映画としては珍しく多数のアワードにノミネートされ、アカデミー賞では脚本賞を受賞した。
悪魔に憑りつかれた少女が、ブリッジをしながら階段を降りるシーンはあまりにも有名。
『死霊館』シリーズ
現在公開中の『アナベル 死霊人形の誕生』のもととなる映画である『死霊館』シリーズは、『アナベル』シリーズと同じく実話を元にしたストーリーなだけあって、かなり上級者向けのホラー映画。
その恐怖は、『死霊館』シリーズ第2作の『死霊館:エンフィールド事件』が、怖すぎるという理由からフランスで上映禁止になったほど。
1973年公開の『エクソシスト』から40年という節目に公開された同作のシリーズ1作目『死霊館』から、スピンオフ作である『アナベル』シリーズまで、同シリーズは「新たなる伝説」として大ヒットを連発している。
『ヴィジット』
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランが、『パラノーマル・アクティビティ』のプロデューサーのジェイソン・ブラムとタッグを組んだ映画『ヴィジット』。
休暇を利用して祖父母が住む田舎町を訪れた姉弟2人は、夜9時半以降は部屋から出てはいけないと言われたが、その異様な気配に恐怖を感じるように…。そこで絶対に開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうことで、楽しい休暇が一転してしまう。
奇妙な言動が目立つようになる祖父母に、予告編だけでもその恐怖が伝わってくる同作だけに、見ているこちらも夜9時半以降に恐怖を感じてしまいそう。
ホラーが苦手な人でも見ることができる初級編から、ホラー好きでも怖気付いてしまいそうな上級編の作品。
是非、この作品で恐怖の「13日の金曜日」を楽しんでみて。