自分の体形を卑下するように
ラッパーのカニエ・ウェストとの間に2人の子を持つ、人気リアリティスターのキム・カーダシアンが、先日フロントロウでお伝えした「体型批判」が原因で、自分の外見や体形を醜いと感じる「恐怖症」のような症状に陥っていたことがわかった。
事の発端は、彼女がメキシコでバケーション中にパパラッチによって撮影された写真にある。
今年の初めに子宮の手術を立て続けに2回も受けた影響で、運動をまったくしない生活を2ヵ月間にわたり続けていたというキム。この写真はちょうどその頃に撮影されたものだったため、キムいわく彼女の体形はベストな状態ではなかった。
にもかかわらず、事情を知らない一部の人たちがキムの体形をおもしろおかしく批判。なかには、画像加工ソフトを使ってキムの体形を細く修正した写真を投稿する人まで現れ、それらの写真を見たキムの心はズタズタに。
「(注目を避けるたけに)可能なかぎり用心してひっそりとしていたはずなのに、写真を撮られた。そしてその写真に写る姿が完ぺきじゃないと、世間はすぐ体型批判をして好き勝手に言うの。それが別に悪いことじゃないとみんなが思っていることに腹が立つわ」
その時の心境について、自身が出演するリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』のなかでこう語ったキム。
先日、同番組内で改めて「あのメキシコ旅行の写真のせいで、本当に傷ついたわ」と語り、憤りを口にした。続けてこの出来事があって以降、人前に出ることや、自分が他人がどう見られているのかを過剰に気にするようになったことも告白。キムの心のダメージは相当なものだったようで、彼女の友人は「あの出来事が彼女を身体醜形障害(※)に陥れた」と番組内で証言している。
※自分の容姿や体形に極度にこだわる症状。
世間はセレブに対してつねに美しい姿を求めているが、それに応えるのはそう簡単なことではない。キムにはショービズ界で活躍する姉妹が4人いるが、そのなかでも最も「完ぺき主義」と言われるキムだけに、今回の批判を深刻に受け止めてしまったのかもしれない。