12歳の時に経験した同級生からのいじめ
先日、元人気ディズニースターで、現在実力派シンガーとして絶大な人気を誇るデミ・ロヴァートがYouTubeに自身のこれまでに迫ったドキュメンタリー映画『Simply Complicated』を公開。薬物中毒やアルコール依存症、うつ病や自殺願望といった、デミがこれまでの人生のなかで直面してきた様々な問題について赤裸々に語った。
なかでも多くの反響があったのが、過去の壮絶ないじめ体験について告白。デミは同映画のなかでその当時を振り返ってこう話した。
「12歳の時、いじめにあっていたの。社会に出ることに恐怖を覚えるようになり、同年代の女の子とたちのことを信じられなくなっていた。そしてある日、学校で人気者の女の子が『デミは自分で手首を切って死んだほうがいいと思う』って言い出したの。(いじめの加害者たちは)私への自殺の嘆願書のようなものを作って、ほかのクラスの子にも署名させていた」
「死ね」と言われただけでなく、自殺することを要求する嘆願書まで突きつけられたことを明かしたデミ。その後、加害者たちになぜ自分をいじめるのかと問いただしたところ、耳を疑うような返事が返ってきたという。
「(いじめの加害者たちに)なぜ私のことをいじめるのか聞いたら、私は友達がいなくて、1人ぼっちだからと言われたわ」
加害者たちから返ってきた答えはあまりにも理不尽なものだった。
しかし、12歳という若さで壮絶すぎる体験をしたデミは今や誰もが知る人気セレブへと成長。当時受けた心の傷はまだ癒えてないかもしれないが、最後に過去の経験をもとにこんなメッセージを語った。
「もし過去に戻れるなら、いじめにあっていた時の自分に『本当のあなたを受けていれてもらえる日が必ずやってくるわ。あなたのことを愛してくれる人が絶対にいる。だからつねに正直で広い心を持っていてね』って言うわ」