キスした理由を説明
今年9月に開催されたエミー賞の授賞式で、ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ/セレブママたちの憂鬱』に出演する俳優のアレクサンダー・スカルスガルドが助演男優賞を受賞した際、ある珍ハプニングが起こった。
受賞スピーチのためにアレクサンダーがステージに向かう途中、同ドラマで彼の妻を演じる女優のニコール・キッドマンに挨拶すると、なんと彼女のほうからアレクサンダーの唇にキス! しかもニコールのすぐそばに彼女の夫キース・アーバンがいたことから、大勢の人たちがこの奇妙な光景に騒然とした。
いくら夫婦役とはいえ、実の夫の目の前で“夫役”の男性とキスしたニコールに、「一体何が起こったの!?」「旦那の前でほかの男とキスするなんてありえない」といった、戸惑いの声が相次いだ。
あれから約2ヵ月が経過したつい先日、この「キス事件」についてニコール本人が口を開いた。
イギリスの人気トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー』に出演したニコールに、司会者のグラハムが問題のキス写真を提示。これに対してニコールは、「私にこの写真を見せるなんて、あなたもずいぶんと挑発的ね」と言うと、「夫にもちゃんとキスしたわ!」と叫び、続けてこう釈明した。
「ええ、彼(アレクサンダー)とキスしたわ。でもわかって欲しいの。私と彼はこのドラマの撮影ですべてやりきった。私にはこの世で最も愛するとても献身的で最高の夫がいる。アレクサンダーに祝福のキスをしたけど、彼はマネキンみたいな感じよ。いいえ違うわ、マネキンじゃないわ。とにかくこの話はもう終わりよ!」
動揺からか最後がグダグダになってしまったニコールに、司会者も番組に同席していた俳優のコリン・ファレルやブライアン・クランストンも大爆笑。明らかにあせっている様子のニコールの姿に会場からも笑い声が上がった。
キスの理由が若干あやふやな気もするが、ニコールが夫であるキースのことを愛しているのは事実。彼女が言っていたように、授賞式ではキースと熱いキスを交わす姿もちゃんとカメラに収められていた。