「スーパーでワークアウト」に批判
アメリカのフロリダ州に住むシーア・クーパーは、2児の子供を育てる母親業のかたわら、人気フィットネストレーナーとして日々トレーニングに励んでいる。
彼女のインスタグラムには、ジムに行かなくても出来る簡単なトレーニング法が数多く紹介されており、ジムに行く時間がない人やシーアと同じ境遇にある母親層を中心に人気を集めている。
そんなシーアが、ジムに行かなくても出来るトレーニングとして、大手スーパーでカートを持ちながらスクワットなどのトレーニングをしている動画をSNSに公開したところ、「バカバカしい」「そんなの家でやれ」「通路の邪魔」と、一部のユーザーによってコメント欄が炎上。
瞬く間に拡散して一躍話題になったこの投稿に対し、シーアはUs Weekly誌のインタビューを通して真っ向から反論。
「SNSにある一部だけを見て批判するなんて、自分の人生に退屈しているか、幸せじゃないのだと思います」
「もともとからしてシリアスではない投稿に対してここまでヘイトにあふれたコメントがくるなんてショックで信じられません」
「多くの人は(フィットネストレーナーである)私が楽しくなるように様々なアドバイスをしても、なにかと理由をつけてワークアウトをしなくなる。スーパーでのワークアウトが、自分に合わなかったとしても、それを批判する資格は誰にもありません」
そんな力強い言葉を残したシーアは、炎上した動画を削除するどころか、新たに違うスーパーや空港でもワークアウトする動画を投稿。
批判コメントにも自らのスタイルを貫いて反撃したシーアに賛同したのか、2回目以降の投稿ではすっかり批判コメントが少なくなり、称賛するコメントが増えている。
シーアが行った、普段の生活のルーティーンの中に組み込むトレーニングは、億劫になりがちなワークアウトの時間を効率的に使える。
2回目の投稿以降に批判コメントが激減したのは、シーアの強い信念だけではなく、じつはマネしたいと考える人が多いからなのかも。