若手モデルが大御所を追い抜く
米経済誌フォーブスが毎年発表している「世界で最も稼ぐモデル」ランキングの2017年版が発表に。昨年のランキングとはガラリと様相を呈した内容が話題となっている。
昨年まで15年間にも渡って同ランキングのトップに君臨してきた大御所モデルのジゼル・ブンチェンが2位に転落。
現在37歳で芸歴20年の彼女に代わり、今年のトップに輝いたのは、芸歴7年にして昨年度の倍以上を稼ぎ出した22歳の若手トップモデル、ケンダル・ジェンナー!
有名コスメブランドのエスティローダー、人気スポーツブランドのアディダス、高級ランジェリーブランドのラ・ぺルラほか大手企業の広告に多数登場したケンダルは、モデル業のほかにも、カーダシアン家の家族とともに出演しているリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の出演ギャラや、現在8400万人以上のフォロワー数を誇るインスタグラムでの宣伝活動、妹のカイリー・ジェンナーとともにプロデュースを手がけるファッションブランド、ケンダル+カイリー(Kendall + Kylie)の売り上げなどを含む合計約24.7億円を稼いだ。
2017年度版の「最も稼ぐモデル」の今年のトップ10は以下の通り。
1位 ケンダル・ジェンナー 24.7億円
2位 ジゼル・ブンチェン 19.6億円
3位 クリッシー・テイゲン 15.2億円
4位 アドリアナ・リマ 11.8億円
5位 ジジ・ハディッド 10.7億円
5位 ロージー・ハンティントン・ホワイトリー 10.7億円
7位 カーリー・クロス 10.1億円
8位 リウ・ウェン 7.3億円
9位 ベラ・ハディッド 6.7億円
10位 アシュリー・グラハム 6.2億円
毎年常連の人気モデルたちに混ざって初のランクインを果たしたのは、ファッション誌が1年で最も重要視する9月号でVogue誌の表紙を最多5ヵ国も飾り記録を塗り替えたベラ・ハディッドと、ファッション界の美の常識を覆しているぽっちゃりモデルのアシュリー・グラハム。
さらに、毒舌キャラでテレビ出演もこなし、料理本も出版しているクリッシー・テイゲンも3位と大健闘を見せた。
昨年まで上位に食い込んでいた、日本企業の広告に引っ張りだこのミランダ・カーや、最近は女優業に力を入れているカーラ・デルヴィーニュ、育休に入っていたヴィくトリアズ・シークレット・エンジェルのキャンディス・スワネポールらは今年は10位圏外となった。