今年アジア初開催となった上海で行われたヴィクトリアズ・シークレットのファッションショー。 今回のヴィクシーショーでは、本来であれば1ヵ月程前に発表されるミュージカルゲストが直前まで発表されず、不安視する声が上がっていた。
そんななかヴィクシーショーで見事な歌声を披露したのが、注目のシンガー兼俳優のレスリー・オドム・ジュニア。一体彼は何者なのか?

賞も受賞する実力派俳優
レスリーはニューヨークで生まれフィラデルフィアで育った、現在36歳のシンガー兼俳優。彼は昨年、全米で高い評価を得た舞台『ハミルトン』に出演。
そして、『ハミルトン』での演技が評価され、アメリカ演劇界の最高権威を誇るトニー賞では、ミュージカル主演男優賞を受賞した実力派俳優。

ヴィクシーショーでは名曲を披露
そんな彼は今回のヴィクシーショーに、ミュージカルゲストとして出演。ヴィクシーショーでは、カバー曲である「フォーエバー・ヤング」とオリジナル曲の「ウィンター・ソング」の2曲を披露。
「フォーエバー・ヤング」はボブ・ディランの曲で、今回この楽曲をアカペラ風にアレンジし、ピアノ1本でしっとりと聞かせた。
ちなみに、アメリカ前大統領であるバラク・オバマ&ミシェル・オバマの前で同曲を披露した経験もある。

今年4月に第1子が誕生
レスリーは今年4月に、2012年に結婚した女優ニコレット・ロビンソンとの間に待望の第1子が誕生。
第1子は女の子でルシール・ルビーちゃんと名付けられ、レスリーは溺愛。「1分毎に愛が深くなっていくよ」とメロメロな様子をインスタグラムで公開していた。

©Leslie Odom, Jr.
初出演映画が日本でも公開
これまでミュージカルやドラマに出演してきたレスリーだが、映画は未経験。そんなレスリーは、日本でも12月8日に公開されるジョニー・デップなど大物俳優たちが勢ぞろいした、アガサ・クリスティーンの名作をもとに作られた映画『オリエント急行殺人事件』でスクリーンデビュー。
レスリーは同作のなかで、医者のドクター・アーバスノットを演じており、他のキャストたち同様にオリエント急行内で起こった殺人事件の容疑者の1人として登場する。
