国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のノーベル賞受賞を記念したコンサートで、グラミー賞受賞シンガーのジョン・レジェンドと、「最も影響力のある10代」に選ばれたザラ・ラーソンが、デュエットで感動のパフォーマンスを披露した。
原爆の被害を乗り越えた被爆ピアノ
ノーベル委員会主催の国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のノーベル賞受賞を記念したコンサートが、日本時間11日にノルウェーのオスロで行われた。
同コンサートのために運ばれたのは、第二次世界大戦で広島に投下された原子爆弾の被害を乗り越えた「被爆ピアノ」。
このピアノを、『ラ・ラ・ランド』に出演した米人気シンガーのジョン・レジェンドが弾き、ノルウェーの会場にその音色が鳴り響いた。
グラミー賞受賞シンガーであるジョンの甘い歌声と、彼が弾く被爆ピアノの音色とともに、デュエットを果たしたのは「最も影響力のある10代」に選ばれた19歳のシンガー、ザラ・ラーソン。
2人の歌声と被爆ピアノよって生まれた絶妙なハーモニーで、ビーチ・ボーイズの名曲「ゴッド・オンリー・ノウズ(God Only Knows)」を熱唱し、会場を魅了した。