2018年3月に日本で公開がスタートする『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は、ベトナム戦争に関する機密文書「ペンタゴン・ペーパー」を巡る新聞社の葛藤を描いた実話を基にした作品。
監督を務めたのは、数々の名作を生み出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグ。メリル・ストリープが、ワシントン・ポストの女性新聞発行人キャサリン・グラハムを演じ、同紙の編集長ベン・ブラッドリーをトム・ハンクスが演じる。2大オスカー俳優の演技対決も見どころ。
ゴールデン・グローブ賞6部門ノミネートされ、本年度のアカデミー賞最有力と言われている。そんな本作の日本版のポスタービジュアルが公開された。
キャサリンがベンに向ける視線には、強い信念を持って政府との戦いに立ち向かった2人の信頼が伝わってくるよう。向き合う2人の背景に重厚なドラマを感じさせるデザインとなった。
スピルバーグ監督から絶賛コメントも到着
監督のスピルバーグは、「メリルはキャサリン・グラハムという人物を本当に深いところまで掘り下げていた。私は監督として現場にいたのに、彼女がどうしてそれを可能にしたのか全く分からないよ」とメリルとの撮影を振り返り、トムに関しては、「トムが私の監督作品に出演するのはこれで5作目だが、トムは毎回私を驚かせる。彼自身の解釈によるベン・ブラッドリー像を目撃できたのは素晴らしい体験だった」とべた褒め。
製作のエイミー・パスカルも、「トムとメリルが編集室のセットに入ってきた時、皆が驚きで口をぽかーんと開けてしまったわ。2人はグラハムとブラッドリーそのものだった。2人とも役に完全に成りきる俳優だし、とにかく驚異的だったの」と、ふたりの息の合った圧巻の演技バトルに感銘を受けたと明かした。
今から大注目の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は、2018年3月30日(金)全国ロードショー。