謝罪動画が「収益化設定」されていた
来日中に訪れた山梨県・青木ヶ原樹海で自殺者の遺体を撮影し、Youtubeに投稿したことで非難が殺到している人気ユーチューバーのローガン・ポールが、批判の声を受けて公開した謝罪動画により最大で7000万円以上にも上る広告収入を得る可能性があると、米メディアのジャスト・ジャレッド・ジュニアが報じている。
当初、自身のツイッターを通じて、「So Sorry(本当にごめんなさい)」と題された謝罪動画を公開したローガンは、その後、チャンネル登録者数が1500万人を超える自身のYoutubeチャンネルでも同じ動画を公開。その際、動画が再生時に広告が表示されていたと複数の視聴者が証言。収益化の設定がされていたと見られている。
Youtubeやインスタグラム、ツイッター等のSNS上の投稿を独自の解析技術を使って統計分析するオンライン・サービス「Social Blade(ソーシャル・ブレイド)」のレポートによると、日本時間の1月4日朝までに1700万回以上の再生回数を記録しているローガンの謝罪動画が得る可能性があるとされている予想広告収入額は、アメリカドルにして8万5千ドル~68万1千ドル。日本円に換算すると最低でも950万円、最大で7千600万円を超える額となっている。
ローガンがあえて謝罪動画を収益化設定したのか、それともこれまで公開してきた他の動画と同じようにデフォルトで収益化の設定がされていたのかは定かではないが、これには世間の人々からさらなる怒りが噴出。
「まったく反省の色が見られない」、「無知で強欲すぎる」、「収益をすべて自殺防止支援団体に寄付するべき」などの声が上がっている。
フロントロウが確認したところ、現在は動画開始前や再生中に広告が表示されることはないため、収益化の設定は解除されているものとみられる。
海外ではローガンのYoutubeチャンネルを閉鎖するべきなどの批判がますます高まっている。