「高校時代どちらが人気者だった?」
映画『ベイビー・ドライバー』でゴールデン・グローブ賞のミュージカル/コメディ部門の男優賞にノミネートしたアンセル・エルゴートと、映画『君の名前で僕を読んで』で同アワードのドラマ部門の男優賞にノミネートしたティモシー・シャラメ。
ともに若手実力派俳優として注目を集めている2人は、じつは、ニューヨークにある有名アート系スクール、フィオレロ・H・ラガーディア音楽美術演劇高校の出身。
通学当時クラスメートだったアンセルとティモシーは、ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットに別々に登場。米MTVの「高校時代どちらが人気だった?」という質問がキッカケで2人の間でちょっとしたバトルが勃発した。
先手を打ったアンセルは、「もちろんティモシーさ! 彼はものすごくモテていたよ」とコメント、それに対し、ティモシーは「アンセルだよ! 彼の写真が載ったカレンダーまで作られていたよ! そんな質問はするまでもないよ! 僕の方が人気者なんてことはありえないね」と真逆のコメントをした。
そう、2人のバトルとは、「相手のほうがモテていた」という譲りあい合戦…。
「いやいや、ティミー(※)は、本当に本当に人気者だったんだから!」と言うアンセルに、ティモシーは「アンセルはミュージカルで主役に抜擢されるくらいだったんだよ。僕なんか出演することすらできなかったんだから」と応戦。アンセルは、「ティミーを嫌いな人は1人も居なかったよ。僕を嫌いな人は結構居たと思うけど。ティミーはみんなに愛されてたよ」と念押しした。
※ティモシーの愛称。
ジェントルマンな性格の2人だけに、一歩も譲らぬ謙虚すぎる戦いに。結局のところ、実際にはどちらがより人気があったのかは定かではないが、どちらもクラスメートたちから一目置かれる存在であったことは間違いない。