2016年に公開し世界中で大ヒットを飛ばした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。ファン待望の同シリーズの第2作目となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、今年の冬に日本公開を控えている注目作。
しかし、今作にゲラート・グリンデルバルド役として登場する俳優のジョニー・デップの出演に関して、2015年にジョニーが元妻であるアンバー・ハードへのDV疑惑で訴えられたため、ファンたちから不満の声が噴出していた。
『ハリー・ポッター』シリーズのあの人がコメント
この不満の声に対して、『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリーを演じたダニエル・ラドクリフがコメントした。
Entertainment Weekly誌でのインタビューで、「僕にとってはとても難しいことなんだ」と口を開いたダニエル。「人々が不満に思う理由は分かるよ。ちょっと変かもしれないけど、NFL(アメフトのリーグ)では、たくさんの選手がマリファナを吸って逮捕されているよね。だけど、それよりももっとひどいことをした人が、有名選手だからという理由で許されていることもある。『ハリー・ポッター』の撮影時でも、マリファナを吸って厳重注意されているキャストもいたんだ。ジョニーが訴えられているのは、これよりももっと重大なことだと思う」と話した。
ジョニーを『ファンタビ』のキャストに迎えることについて批判も肯定もすることなく、曖昧な表現をしたダニエル。
以前この問題に対して、監督であるデヴィッド・イェーツや同シリーズの原作者であるJ・K・ローリングがジョニーを援護するコメントを出していた。この騒動は今後、どのような展開をみせていくのか。