セリーヌ、いつも愛する夫の側に…
2016年に最愛の夫レネ・アンジェリルを亡くした、世界的シンガーのセリーヌ・ディオン。26歳の年齢差という2人だけれど、深い愛と絆で結ばれており、セリーヌは食道がんを患ったレネの看病のために音楽活動を休止するなど献身的に尽くしてきた。
そして最愛の夫の亡き後には、ステージでレネを追悼するたびに涙を流すセリーヌの姿も見られた。そんななかセリーヌは豪Steller誌のインタビューで、レネの「手」のレプリカを作ったことを明かした。
それは、亡き夫の手をかたどった銅製のレプリカだそうで、彼女の化粧室に置いてあるという。そして、コンサートなどの大切なショーの前日には必ず「ある事」を行なっているのだという。
「毎回、ショーの前日の夜に夫と握手をして(ショーが上手くいくようにと)幸運を祈っているの」
セリーヌとレネの出会いは、セリーヌがまだ12歳だった時のこと。当時38歳だったレネはセリーヌの歌声を聴くとすぐに彼女の才能を確信し、それから二人三脚での音楽活動が始まった。
やがてセリーヌが19歳になった頃に2人は恋愛関係に発展。交際当初は26歳差という2人の年齢差に苦言を呈する人も多くいたが、2人の愛は揺るぐことなく、1991年に極秘結婚をした。
そんなセリーヌにとってレネは今も変わらぬ「最愛の人」。同インタビューで、彼女は亡き夫への変わらぬ思いを口にした。
「彼はいなくなってしまったけど、今でも彼と話をするの。『私は大丈夫』って毎日のように彼に証明している。私たちの子供はちゃんと成長しているし、日々強くなっている。私たちは大丈夫よって」
ちなみに、最愛の夫がこの世を去り心配されたセリーヌだけれど、夫亡き後はファッションを通じて再び自信と勇気を取戻しつつあるそう。(フロントロウ編集部)