『ショコラ』
フランスのある村にビアンヌという美女が娘を連れてやってくる。そこでビアンヌはチョコレート店を開き、村人にぴったりのチョコレートを勧めるうちに村人はチョコレートの虜になっていくが、村長はそんなビアンヌを良く思っていなかった。そんな時、船で移動しながら暮らす「川ねずみ」と呼ばれる一団がやってくる。
チョコレートは人を幸せにするとはこうゆうこと、とばかりにビアンヌのチョコレートを食べた人たちは笑顔になっていく。川ねずみの一員を演じるジョニー・デップはとにかくかっこいいの一言。
『チャーリーとチョコレート工場』
鬼才ティム・バートン監督とジョニー・デップの3度目となるタッグ作品。チョコレート工場のウィリー・ウォンカが、チョコレートの包み紙に隠された黄金のチケットを手にした子供5人を工場に招待し、そこで様々な奇妙な体験をするという子供も大人も楽しめるファンタジー作品。
一度聴いたら耳から離れないウンパルンパが歌う曲は当時大ブームに。とにかくチョコレートだらけの工場は、ティム・バートンの世界観が炸裂しており、見ているだけでワクワクしてくる。
『恋は邪魔者』
60年代を舞台にしたラブコメ映画『恋は邪魔者』。レニー・ゼルウィガー演じる作家バーバラが、「女性に恋は必要ない!」というテーマにした本を出版し大ヒットし、そこにユアン・マクレガー演じるプレイボーイのキャッチャーが、バーバラに恋の罠を仕掛ける。
バーバラは、「恋をしそうになったらチョコを食べて禁欲すべし!」と説き、劇中ではよくチョコを食べるシーンが出てくる。60年代を象徴するカラフルでキュートなファッションも見所。ちょっとびっくりするどんでん返しも待っている。
『グランド・ブダペスト・ホテル』
人気監督ウェス・アンダーソンが手掛ける、高級ホテルのコンシェルジェとベルボーイが繰り広げる冒険ミステリー。ヨーロッパにインスパイアされたという今作は、乙女心をくすぐるピンクの世界観に夢中になる女子が続出した。
ここに出てくるチョコレートは、物語のキーにもなる「コーティザン・オ・ショコラ」というお菓子。大きさの違う3段重ねのシュークリームをパステルカラーのアイシングでコーディングした、なんともキュートなタワー。そのケーキ屋さん「メンドル」の箱も可愛いので要注目!
『フォレスト・ガンプ/一期一会』
生まれつき知能指数が低いけれど、足の速さと誠実さは誰にも負けないフォレストの人生を、アメリカの歴史とともに描いていくヒューマンドラマ。どこまでもピュアでまっすぐなフォレストを演じたトム・ハンクスは、アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
数々の名言を残した今作には、「人生はチョコレートの箱のようなもの。 開けてみるまで中身はわからない」というセリフがある。映画を観終ると、この台詞に隠された人生についての教訓が明らかに。