セレブも憧れる「あの人」の隣
2016年にリリースしたシングル曲「ボーダック・イエロー」が世界的な大ヒットを記録し、一躍トップ・アーティストの仲間入りを果たしたカーディー・B。
16歳で地元ニューヨーク・ブロンクスのギャングに加入し、元カレのDVから抜け出すために大学を中退してストリッパーになるという人生の辛酸を味わいながらも、独学でラップや楽曲制作をマスターし、ラッパーとして見事成功した彼女は、過去の整形や「Iライン」の脱毛の失敗でさえも面白おかしく告白するぶっちゃけキャラで人気急上昇中。
最近では、シンガーのブルーノ・マーズとのコラボ・リミックスがヒットし、彼の世界ツアーへの参戦が決定したり、ラテン系歌姫のジェニファー・ロペスとのコラボが発表になったりと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女が、“成功の証”とも言えるある場所に辿り着いた。
その場所とは、米VOGUE誌の名物編集長アナ・ウィンターの隣の席。
週末からスタートしたニューヨーク・ファッション・ウィークでのアレクサンダー・ワン(Alexander Wang)の最新コレクションに招待されたカーディは、最前列に座ったアナの隣でちょっぴり緊張した表情を見せていた。
選ばれた人しか招かれないファッションショーの最前列で、しかも、アメリカで最も権威あるファッション誌の編集長であるアナの近くに座るという名誉は、ファッション関係者なら誰もが憧れるシチュエーション。しかも、アナの隣はセレブなら誰でも座れるというわけではなく、話題性のある注目の人物にのみ与えられる特別な席なのだ。
ブレイク前には、大人の玩具店のCMに出演するなど、なかなかハードな下積みを過ごしてきたカーディ。まさか、自分がアナの隣に座れる日が来るとは思ってもみなかったかもしれない。隣同士に座った2人が一体どんな会話を交わしたのか気になる!
お手頃価格のブーツで参戦
ちなみにこの日、カーディが履いていたのは、米人気シューズ・ブランド、スティーブ・マデン(Steve Madden)で99ドル(約1万円)で販売されているニーハイブーツ。
有名ブランドのコレクションでも、あえて気取らずにプチプラ・アイテムを選んだところには、つい親近感を覚える。
意気揚々とファッションショーに向かうカーディ。