『ヘイトフルエイト』や『ジャンゴ 繋がれざる者』で知られる人気監督クエンティン・タランティーノ(54)は、2019年夏に公開予定の新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)』を制作中。
この作品は、1969年に起きたチャールズ・マンソンを中心としたカルト集団マンソン・ファミリーが、女優シャロン・テートを含む複数名を無差別に殺害したという実際の事件を基にしたストーリーとなっている。
豪華俳優が主演を務めることに
まだストーリーしか明かされていなかった今作だけれど、主演にブラッド・ピット(54)とレオナルド・ディカプリオ(43)が出演することが明らかになった。
この作品でレオナルドは、過去にドラマで成功をおさめた俳優リック・ダルトンを演じ、ブラッドはリックの長年のスタントマンであるクリス・ブースという役を演じるという。2人ともハリウッドでもう1度成功することを夢見るもなかなか希望が見えず。そんななか、リックにはシャロン・テートという有名な隣人がいた…、というストーリー。
タランティーノが5年の年月をかけて練り上げたという今作は、多くの配給会社が権利を競い合った結果、米ソニー・ピクチャーズがなんと100億円で権利を獲得。
タランティーノは、セクハラ問題で映画界から追放された大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインと長年タッグを組んでいた。しかしその問題があってから、ワインスタイン・カンパニーとは関係を解消し、今作がハーヴェイの手を離れてからの初の作品となる。
ブラッドとレオナルドという豪華すぎる共演には、ファンから期待の声が挙がっている。