卓越した小物使いがオシャレ
2017年に映画『ムーンライト』で、アカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優のマハーシャラ・アリ(44)。
187cmの高身長という抜群のスタイルを誇るマハーシャラは、着用するものすべてが様になるけれど、昨年のアカデミー賞でのスーツ姿はとくに大好評だった。
エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)の異素材MIXのオールブラックスーツを着用したマハーシャラは、ブラックの蝶ネクタイ、そしてブラック×ホワイトのポケットチーフで遊び心をプラス。
シンプルながらも卓越した小物使いのスタイリングは、挑戦しやすいアイテム使いだったこともありファッショニスタたちのハートを射止めた。
そんなマハーシャラが、今年はプレゼンターとしてアカデミー賞に出席。昨年同様、ひとひねりあるスタイリングで、はやくも注目を集めている。
今年のマハーシャラは、ベルルッティ(Berluti)が彼のためにデザインした細身のスーツを着用。
ベースカラーのブラックを格上げするのは、ディープグリーンのベルベットジャケットとシャツ襟の内側に入ったパープルのライン。あえてアクセサリーはつけない、計算された色使いがさすがの着こなしは、足元のブーツで重厚感を。
全身を通して作られた完璧なバランスで、ミニマムでも主張するスタイルを完成させたマハーシャラ。
次はどんなコーデでやってくるのか、期待したい。