美髪であるために「毎日髪を洗う」という人は多いはず。ところが実際には、適切な洗髪頻度は人それぞれ違うという。頭皮の状態や髪質に合った、タイプ別の洗髪方法をセレブ御用達ヘアスタイリストが明かした。

 髪の洗いすぎは、シャンプーの洗浄力や摩擦などによって髪が持つ保湿成分を奪い、ダメージヘアの原因になってしまうことも。そのため海外セレブの間では、「髪を毎日洗わない」のは人気の美髪ケア。その一方で「私は毎日じゃなきゃ無理」「1日おきは髪の調子がいい!」など、さまざまな意見がある。

画像1: 言われて納得!プロが教える「髪質」ごとの洗うべき頻度

 そんななか、女優のアマンダ・サイフリッドやジェニファー・ローレンスなど多くのセレブを担当するカリスマヘアスタイリストのジェニー・チョーが、米メディアInStyleのインタビューで、それぞれの髪質は違うため、髪質に合った洗い方があると説明した。

1.太く硬い髪質タイプ
 このタイプの髪質は、2日に1回髪を洗うだけでも十分だとジェニーはコメント。できるだけ頻繁に髪をブラッシングし、髪が持っている自然の脂分を毛先まで行き届かせることで、髪の乾燥を防ぐことができるという。シャンプーやコンディショナーは、アルガンオイルやシアバターなどを配合した保湿成分の高いものがオススメ。

画像2: 言われて納得!プロが教える「髪質」ごとの洗うべき頻度

2.細いコシのない髪質タイプ
 「髪の毛が細いタイプの人は、ベタベタしやすくヘアスタイルも崩れやすいので毎日洗うことが大事よ」とジェニー。シャンプーやコンディショナーを選ぶときには「ボリュームアップ」を謳うアイテムをチョイスすることで、ペシャッとなりにくい髪質づくりができる。

3:オイリーな髪質タイプ
 意外にもオイリーな髪質でジェニーが勧めるのは、1日おきに洗うこと。理由は、洗髪により必要な頭皮の皮脂を取り除くことで、さらに皮脂分泌が活発になるのを防ぐため。ジェニーは、「はじめは抵抗があるかもしれないけれど、皮脂の分泌量を安定させるにはこの方法が一番」と話し、シャンプーやコンディショナーはペパーミントやティーツリーオイル、ユーカリなどを配合したクレンジング効果のあるものを選ぶと良いと明かした。

画像3: 言われて納得!プロが教える「髪質」ごとの洗うべき頻度

4:直毛ヘアタイプ
 直毛タイプは、通常1日おきに髪を洗うだけで健康的で艶やかな髪を保つことができるという。またジェニーによると、巻き髪タイプよりもギトギトしやすくボリュームがなくなりやすいので、ライトなシャンプーやコンディショナーをオススメしている。

5:パーマタイプ
 ジェニーが、もっとも洗髪頻度を少なくするべきと話したのが、パーマをしたカーリーヘアや巻き髪タイプ。キレイなカールには、髪の保湿成分がとても重要なため、「髪の保湿成分を維持するためには、3日に1回か4日に1回の洗髪でもいいくらいよ」とアドバイス。

画像4: 言われて納得!プロが教える「髪質」ごとの洗うべき頻度

 シャンプーをする際は2回に分けて、シャンプーの間にコンディショナーを挟むことで保湿効果がアップすると、巻き毛をキレイにキープすることができるそう。

 髪質が違えば洗い方が違うというのは、たしかに納得。最近は日本でもドライシャンプー(※)が手に入るようになったので、毎日洗わなくてもサラサラヘアがキープできる。
※水を使わずに髪が洗えるシャンプー

 美髪を目指すなら、これからはヘアケアと一緒に自分の髪質に合った洗髪頻度にも気をつけてみて。

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