Photo:スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、シンクストック/ゲッティイメージズ
アクション俳優として日本でも知名度が高いスティーブン・セガール氏にセクハラされたとして、女性2人が新たに被害を告発した。

複数名の女性が「セクハラ被害にあった」と主張

 昨年から複数の女性にセクハラ被害を告発されている大御所俳優のスティーブン・セガール氏(65)に、新たなセクハラ疑惑が浮上している。

画像1: 複数名の女性が「セクハラ被害にあった」と主張

 今回、記者会見を開いて被害を訴えたのは元女優のレジーナ・シモンズと元モデルのファビオラ・デイディスの2名で、昨今のMe Too運動の流れを受けて被害を告発することにしたという。

画像2: 複数名の女性が「セクハラ被害にあった」と主張

 レジーナが被害にあったのは今から約25年前、映画の“打ち上げ”という名目でセガール氏の自宅に招待された時のことだった。彼女が彼の自宅を訪れるとそこにはセガール氏以外誰もおらず、そのままベッドルームに連れて行かれてレイプされたという。レジーナによると、男性の前で裸になったのはその時が生まれて初めてだったといい、それが彼女にとっての初体験であったことを暗に示唆した。

 ちなみに、被害にあったあとセガール氏は金で解決することを求めてきたと、レジーナは主張している。

 一方のファビオラはオーディション中にセガール氏からセクハラ行為を受けたことを明かしており、着用していたビキニのなかに手を入れられて乳首や女性器を触られたという。被害にあった当時まだ17歳だったファビオラは、その一件で心に深い傷を負ったそうで、その後うつや不安障害、トラウマによる強いストレスに悩まされたことを会見で語った。

 「オーディション中」という証言は、昨年、同氏からのセクハラ被害を訴えた女優のポーシャ・デ・ロッシと女優のジェニー・マッカーシーが被害にあった状況と完全に一致しており、同氏がオーディションを利用してこうしたセクハラ行為を日常的におこなっていた可能性が疑われている。

画像: ポーシャ(右)は、人気トーク番組『エレンの部屋』の司会者エレン・デジェネレス(左)の妻としても知られる。

ポーシャ(右)は、人気トーク番組『エレンの部屋』の司会者エレン・デジェネレス(左)の妻としても知られる。

 今回の件に対してセガール氏はまだコメントを発表していないが、昨年、ポーシャやジェニーを始めとする複数名の女性からセクハラ被害を訴えられた際には関与を否定していた。

This article is a sponsored article by
''.